最近、坐骨神経痛の患者さんが多いように思います。
坐骨神経痛は一般的にはおしりや、太ももの裏側にかけて痛みがあったり、痺れ感がある症状です。
ただやはり同じ坐骨神経痛でも、症状は各自で微妙に異なります。また人によって原因は異なります。
また原因は身体の様々な場所に散らばっているために、それに応じて全くアプローチの仕方が変わります。
足首に問題のある人もいれば、上半身に問題のある人もいます。
しかし同じような症状の患者さんが続く時は、個人の身体の問題のみを考えればいいわけではありません。
気候などの環境要因が関与していると考える方が自然です。
何がどう影響しているか、これを探ってまとめるのがなかなか大変ですが、すべてのピースが分からなくても、ある程度集めれば、それなりに全体像が見えてくるものです。
推理の方向性が正しいかは身体が答えてくれます。