立腰 | ありがとう「身体」

ありがとう「身体」

なにをするにも体があってのこと。そんな体に関する役立つ情報を東洋医学のプロが発信していきます。病気は自分で治すが基本です。

立腰という状態は骨盤を起こした状態です。

椅子に浅く腰掛けた状態で、背もたれにもたれかかった状態は骨盤が倒れている状態です。

座って背骨をただ伸ばすという感覚だけでは立腰がしっかりできているとはいえません。

少し反り腰になるぐらいの感覚、もしくはお尻を前屈せずにそ少し後ろに突き出す感じの状態が立腰です。
(少しというのがポイントです)

さらに下腹部を少し引き締め、それらがうまくいくと、安定感と力強さを感じます。

立っていても同様のことができます。

この状態を作ると、上半身は下半身に乗っけているという感覚になります。

つまり上半身の力がいつもより抜けている状態です。

この状態を維持し続けるのはなかなか難しいですが、思いったった時にでも立腰を意識すれば、それだけでも価値があります。

立腰は日々の調子を知ることにも繋がります。

調子が良くない日は、立腰がやりにくかったり、維持しにくい感じがします。

日々やらないとなかなか感じられませんが、簡単な健康法と思ってやってみるといいかもしれません。


※腰の悪い人は立腰状態をとるだけで、しんどい場合もありますので、無理して行わないでください。