恋活マッチングアプリで出会った
彼(夫)との結婚までの経緯です
同時期となった母の闘病生活に関しても
ありのまま書いていきます

夫との出会い👉☆


👉お願い







母が搬送された病院へ到着。
先に到着していた兄と合流し、
状況を確認した。
朝から不調だったものの、
"お母さん横になってたら大丈夫やから、
こゆきは仕事行ってきていいよ👌"
そんなやりとりがあり、私は母をおいて
仕事に行った。
抗がん剤治療の副作用について、
特に発熱が38℃を越えたら、
病院へ連絡して指示を仰いでください
と先生から言われていた為
体調不良は姉にも伝え、自分は仕事に行くのでLINEでちょくちょく様子を伺ってほしいと、お願いをしていた。
私も、仕事の合間に母や姉とやり取りをし、
こまめに発熱や血圧を確認していた。
そこまでは微熱続きだったものの、夜になり急激に熱が上がってしまい、結果病院に来ることになった。
検査中の母とは会えないまま、
救急の待ち合いで待つこと数時間。
(ここまで副作用は特に目立ったものがなかったのに、、大丈夫かな、、)
不安を打ち消すように、私は兄と話をしながら待った。
検査が終わり診察室に呼ばれ、
先生から話を聞いた。
"血液検査等行いましたが、特別緊急性のある項目はありませんでした。
まず、抗がん剤の副作用による骨髄抑制が心配でしたが、白血球の数値は正常より少し低い程度で問題ありませんでした。
感染症の疑いも、現時点ではありません。
考えられるのは、抗がん剤による炎症反応での発熱か、もしくは癌細胞本体のものか、、
ですが、その検査は今ここではできない内容です。
ひとまず今日は帰宅して、明日以降また様子を見て下さい。
既に予約されている次の診察までの間に、もしまた発熱や他の不調があれば、すぐに電話して下さい"
※骨髄抑制=抗がん剤の副作用により、骨髄の機能が低下し血液の生成に異常をきたす事。これによって、感染症にかかりやすくなったり、貧血を起こしたり、症状は多岐に渡る。
とのこと。
不安の残る内容ではあったけど、
ひとまず帰宅が出来るとわかり安心した。
今日まで、母が感染症にかからないよう、
日常のちょっとした怪我にもきちんと処置を行い、外出にも細心の注意を払ってきた。
ひとまず明日以降もこれを継続し、今まで以上に注意深く様子を見ていくしかない。
帰宅後母は、疲れてよく眠った。
私は山積みになった自分のやるべきことと、
常に母のそばで様子を見ていたいという気持ちと、いつも葛藤していた。
母もまた、自分に気を使い、娘(私)が仕事や結婚準備を思うようにできなくなることを嫌がった。
"こゆきは自分の事、ちゃんと進めるんよ!
お母さんは大丈夫やからね。
ちゃんと食べるし熱も血圧も毎日計る。
もしも具合悪かったら、ちゃんと言うし甘えさせてもらうから
"

仕事を辞めた母の、今後の生活費の計算。
母が契約した全てのものの引き継ぎ作業。
適用される保険や制度の申請や手続き。
結婚へ向けた、結婚式場との打ち合わせ。
それに伴う各業者との、打ち合わせ。
式に必要な調べものや準備、アイテム制作。
自分自身のメンテナンス。
そして、仕事と度重なる家族会議。
どれも大切で、毎日休む暇もなかった。
次から次に、やることが増えていく。
(こんなときに、結婚なんてしていいのかな、、
仕事をやめるか、結婚を延ばせば、
母と向き合う為の時間をもっととれるのに、、)
こんな葛藤やネガティブな考えが、
ふとした瞬間、度々頭をよぎった。
そして、我に返る。
自分が結婚することで、式を挙げることで
母にこの先長く生きる、希望を与えたい。
母の病気を知り、ショックを受けた親族に
誰よりも母に、笑って過ごす時間を与えたい。
こう考える事だけが、自分自身を頑張らせる希望だった。