『マティス展』を鑑賞してまいりました。




今回は、『マダムモネの肖像』の著者であり、AERAの中で「マティス84年の物語」を執筆されている美術ライターの松井亜希さんにナビゲートをして頂くという豪華美術展ツアーです!






実は松井さん、私の個展にもお運び下さり嬉しいやらお恥ずかしいやらでした(笑)。

そして、松井さんご自身も絵を描かれる方ということもあり、画家の心情に寄り添うようなお話がたくさん聞けました。

マティスは、対象を見たまま描くのではなく自分の中で変換されたものを描く画家とのこと、

自分の言葉に翻訳したものを出すような感じかなと思うのですが、彼の立体作品を見てもそれは顕著でした。

またマティスは、立体作品を作ってから平面を描く、というプロセスだったことを知りびっくり!マティスのすごさを実感しました!

さて、マティスが切り紙絵を始めたのは意外にも遅く70歳をすぎてから。その鮮やかな変化ときたら喜びと開放感に溢れています。






実はマティスは線と色彩に苦しんでいたそうなのです。


つまりこの開放感は、線と色彩からの開放だったのかも!?と思ったときやけに嬉しくなりました。























彼の人生は波乱に満ちているのですが、
自分の手法を見つけることができた彼はアーティストとしてとても幸せではなかろうかと思ったからです。

彼の幸せを感じつつ、美術展のあとはランチにて幸せタイム。

豪華アートツアーにお声がけくださった外山先生、ご案内くださった松井先生、ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。

今回ともよろしくお願い致します✨