3時間近い長尺と分かってはおりましたが

初日・初回に観てきました「憐れみの3章」

(小さめ会場で観客7名あせる空いてるのは良いけど)

原題 "KINDS OF KINDNNES"  うむ無気力 

憐れみと優しさ…

ニュアンスはどうなのでしょう?


海外のポスターは少々異なる雰囲気を醸して

おります…う〜む ちょっと 気持ちが🥴


こんな下矢印ミステリアスなのも…

こちらが3つのストーリーを一番表している


エマ・ストーン はじめ こちらの皆さんが

各章ごとに いずれも"エキセントリック"な

違う役を演じるという作品

「エッ⁉️」という各ストーリーと役者たちの

演じ分けを楽しむという感じでしょうか?

エマは 3役がそれ程 違って見えず だったのは

アンダンテだけ?あせる

「哀れなる〜」の時ほどの驚きはなかったヮ


第一章 

ある男に支配され それから逃れられない…

日常の飲食や人間関係まで筋書き通りに進み

小さな反抗はするものの 大筋は変わらず

一旦 指示が無くなると途方に暮れてしまう

ここでは 男性同士の愛…という形だけれど

年齢差からいうと父子ほどの違いがあり

支配する者とされる者というのは 男女問わず

親子間でもあるわけで 誰も無縁とは言えない

性的な関係のある無しは ある程度は影響が

あるのでしょうか?


第二章

海難事故から生還した妻が 別人(物)なのでは?

と疑いを抱いてしまう警官

3作の中では1番グロくネガティブ SEXシーンも過激?

う〜む 結局 彼の妄想だったの? まぁ 監督は

その様な具体的なことを語りたかった訳では

ないのでしょう…凡人には⁉️


第三章

夫も娘もあり普通の暮らしをしていたであろう

女性がカルトに走る…

死者を蘇らせる力の選ばれし女性探しに奔走

とはいえ あんな運転しなくても…でも これは

ラストシーンへの伏線でもあった訳

第三章のあの水💦

教祖の涙だかが入った水をありがたがっている

って オウム真理教の麻原が入った風呂の水を

高額で売っていた…からヒントを得た?

カルトというと未だあの事件を思い出します


第一章の家やオフィスのインテリアや佇まいは

ミニマムな具体例だし 各章の色彩などに

監督の美意識あるいは"醜"意識? が詰まって

いるのでしょうか?

前作のファンタジー要素はなく 時代や舞台は

ほぼ 同じくした印象でした…アメリカのどこか


前作「哀れなるものたち」と本作「憐れみの3章」

どちらも あわれですが どう違う?

哀れ〜物悲しい様(原題"POOR THINGS")

憐れ〜同情すべき様子…だそう


難解というわけではないけれど 寓話なんだか

ダークコメディなんだか?いずれにしても

音楽も不協和音が多く鳴り響き 一般受けする

エンタメ作品でないのは確か指差し

3時間近い作品ということもあり 誰にでも

勧められる作品ではないかも…長尺だし

木曜会の他のメンバーには勧めないです

(今年 40本しか観ていないアンダンテでも

木曜会で断トツ1位!皆 それ程 観ないのよネ)