谷口吉郎 設計のモダンな東京近代美術館

こことの馴れ初めは1971年 10代の頃 友人と

「ルネ・マグリット展」に来て以来ということは

何と!50年以上前のこと⁉️


今回は「TRIO 東京・パリ・大阪」 各美術館が

所蔵する作品からテーマに沿って展示する方式


1.コレクションのはじまり

「郵便配達夫」佐伯祐三 大阪

「鏡台の前の裸婦」ロベール・ドローネー  パリ

「金蓉」安井曽太郎  東京

肖像画からスタート  同じ肖像画とはいえ

制作年が違うせいか 印象もかなり違う…

ドローネーが1番早い制作だけれど パッと見は

1番 今風に見える


3.都市と人々

「新宿風景」長谷川利行 東京

「道頓堀」河合新蔵 大阪

「モンマルトルの通り」モーリス・ユトリロ

出品作品リストとは違う展示順もあり


4.都市のスナップショット 写真のコレクション

そして 8.近代都市のアレゴリー へ


「海」古賀春江 がドーン とある  東京

この作品は インパクトが強く何度見ても

引き寄せられてしまう!当初この画家は女性?

と 名前を見て思っていたアンダンテ魂が抜ける

そして上矢印の奥の壁の向こうに

「電気の精」ラウル・デュフィ 10枚の連作 パリ

各作品の下方には 

ギリシャの三賢人 ガリレオ  ダ・ヴィンチ…

パスカル ニュートン ドップラー

フランクリン ガウス Royal society of London 

なんていうのもある!ベルもいる

ワット ボルト キュリー夫人 知らない人 沢山あせる

最後の2枚はファンタジックな電気の精が

空(くう)を舞う 今とほぼ同じパリの街

エッフェル塔 アンヴァリッド サクレクール寺院

デュフィは元々 好きだけれど この連作は素敵

科学とファンタジーがユーモアを交えて

溶け合っている音譜


9.都市のグラフィティ

「ガス灯と広告」佐伯祐三 文化庁

「無題」ジャン=ミシェル・バスキア 大阪

バスキアはよく分からないけれど惹かれる…


12.戦争の影

「菊(口)」吉原治良 個人

何故か「あ!ドーナツ!」と思ってしまった

トンチンカンな自分煽り戦争の影と全く関係無し


13.現実と非現実のあわい

「ベレル通り2番地2の出会い」

ヴィクトル・ブローネル パリ 

あら 初めてお目にかかるルソーの作品?と

思ったら違ってた驚き  でこの題だったわけね


14.まどろむ部屋  どこから見てもデ・キリコ

「慰めのアンティゴネ」ジョルジュ・デ・キリコ

パリ ギリシャ悲劇が題材…

中 「眠れるミューズ」ブランクーシ 大阪


15.モデルたちのパワー

「椅子にもたれるオダリスク」アンリ・マティス

パリ 1928

「裸体美人」萬鉄五郎  東京  1912

「髪をほどいた横たわる裸婦」モディリアーニ 

大阪  1917

正にモデルのパワー全開の作品たち

日本人のせいか やはり赤い腰巻の女性に

一番 惹かれるのか?

近くで見ると 黒く塗った鼻の穴や脇毛など

細部も 大胆なポーズも堂々としていてお見事!

きっと配色とか構図も凄いのだろう

そういうのは評論家に任せる…ウインク

作者の名前も迫力満点‼️


まだまだ 続くけれどこの辺りで「その1」終了

to be continued 

「東京国立近代美術館

TRIO パリ・東京・大阪モダンアートコレクション」