「『菓子パン取って…』って言ってます」とは

"ANDANTE"のピアニストMs.川島 談

藝大の仲間内では"ドボ8"とか"バラ1"とか

略は様々あるけれど菓子パンかぁ…なのが 

モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トッテ」

数年ぶりのオペラはコレだった!


上演される機会も多いのでストーリーは

知っているし ワーグナーのように長くなくて

観やすいかなぁ 音楽は美しいし

そして 今回は世界で引っ張りだこという演出家

ダミアーノ・ミキエレットによる舞台音譜


新国立劇場もかなり久々で ここはどこ?な

アウェー感あり

こんな感じでしたっけ?

インターバルで中庭へ出てスマホ


1階エントランスにはR.シュトラウスの舞台で

使われた大道具?小道具?どっちだろ


会場内にはフォトスポットあり

上矢印で見るとキャンプ場が舞台?

普通はこの様に男女共に18世紀の衣装だけれど

ミキエレットの舞台は「キャンピング・コジ」

と称されているそう!なるほど〜びっくり


あのアルフォンソがキャンプ場の経営者?

左から 

ドン・アルフォンソ〜フィリッポ・モラーチェ

デスピーナ〜九嶋 香奈枝

ドラベッラ(上段)〜ダニエラ・ピーニ

フェルランド〜ホエル・プリエト

フィオルディリージ〜セレーナ・ガンベローニ

グリエルモ〜大西 宇宙

指揮〜飯森 範親

「新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』」



衣装もモンベルやエアリズムのパーカー?

カジュアルな衣装に大道具・小道具だけれど

シャープでシンプル過ぎる舞台よりは ずっと

オペラっぽいムードだろうか?

オペラは詳しくないので オペラ命の方々からは

どう見えるかは「?」

でも 自分が楽しめれば良いんじゃない?

以前 ザルツブルクで観た「ドン・ジョバンニ」も

トトロの森みたいな舞台だったし…ウインク

以前の豪華な舞台装置と衣装だと無茶苦茶

予算がかかるそうだし 今はSDG'sや自然志向

だからこその発想かも?


ダ・ポンテとモーツァルトのコンビ作品

どれも 現代のコンプライアンスから見たら

どうよ?!特に女性側からするとハッハッ

だけれどオペラも歌舞伎も成立した

17世紀辺りの社会を反映している訳で 

それをNGとするか?

それはそれとして受け止めるか? 


歌舞伎&オペラは ストーリーはあるものの

個人の磨かれてきた芸と衣装や道具立て

舞台そのもの そして音楽を楽しむもの…と

思っている 

そして 舞台(コンサートやリサイタル含む)は

一期一会…演者・演奏者と同じ空気を吸い

時間と空間を共有することに尽きるかと…ウインク


今の声楽家のこと何も知らないなぁと実感した

オペラ鑑賞だった爆笑