千穐楽ではないけれど歌舞伎鑑賞@歌舞伎町

戦後 あの辺りを活性化させるため歌舞伎座を

造る計画があり歌舞伎町の名になったという

ご縁があったそうな…


渋谷「シアター・コクーン」が閉館している

影響もあるかも…同じ東急系の劇場

「MILANO Za」での公演

歌舞伎町タワーというだけに一際高いビル


上矢印の6階がエントランス 8階の3階席まで

劇場には幟も立ち雰囲気を盛り上げます

定式幕とは違う中村屋の幕がかかります

今回は下手10列目辺りで鑑賞


演目は

正札附根元草摺・流星」 二演目の踊り

虎之介 曽我五郎時正  鶴松  小林妹舞鶴で

歌舞伎らしい演目の正札〜

勘太郎・長三郎・勘九郎による流星

お子たちを見るとその成長ぶりに驚かされる


「福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)」

後半は新作の演目でコメディ・タッチの

笑えるお話…

おあしたらず姫 という貧乏神を七之助が

取り憑かれるだらしない大工に虎之介という

配役   う〜む 七之助が上手い拍手

姿は綺麗だし 踊りは上手い 滑舌がよく

声も使い分け 役が板についている

「鐘に恨みは数々ござる」の「娘道成寺」パロディ

小道具を使っての舞が上手いからこそのシーン

もう 会場は盛り上がっておりました!

大工の虎之介は上手いんだけれどネ…う〜む

コメディって難しいのよね

あの役者だったら とか考えちゃうって…

歌舞伎に限らず芝居でもドラマでもシリアスな

役って誰でも出来ると思うけれど 喜劇って

ホントにこなれていないと笑えないというか

間が持たないというか…芝居・演技で笑わせる

って難しいと思ふ…

七之助 40歳  虎之介 26歳の経験値かも…

でもでも 松本白鸚 何歳になっても面白くない

まぁ 息子の幸四郎はコメディ系も👌なので

血筋とも言えず…結局は人間性かも?

などと思いながら観て参りました!

歌舞伎座だけでなく様々な形態の劇場での上演

続けてもらいたいものです


歌舞伎のお陰で久々に歌舞伎町も訪問できたし

千穐楽も鑑賞予定だけれど 今度はゴールデン街

覗いてみようか?

兎に角 欧米・アジアを問わず 観光客が目に

ついた歌舞伎町…まぁ普通の主婦は行かない

ですねぇ魂が抜ける