宝飾品 ましてカルティエなんて縁がないけれど
数十年前 結婚して間もなくの頃 おっちゃんが
トリニティリングをプレゼントしてくれた
こんなの
トリニティとは 元々 父と子と聖霊が一つ
である三位一体のことみたいだけれど
日本人には馴染みが薄い
こちらの方が分かりやすい〜愛情 友情 忠誠
その名のリングはスッキリしていて綺麗
しばらく付けていたけれど 元々 あまり指輪は
しない方だし 外して しまってあった…その後
何年か経て グルベローヴァ(ソプラノ)の
リサイタルの折 久々に嵌めて出掛けた
コンサート中からちょっとキツい!?と
指が気になりだし 外そうとしても取れない
帰路の電車でもダメ 帰宅したら石鹸か油でも
塗ったら取れるだろう…と まだ余裕があった
で アレコレ試し 夜はムクんでいるから…と
翌朝 頑張ろうとベッドに入る…でもでも
寝ている間にムクんだようで 益々 気になり
「指輪が食い込み指切断」が頭に浮かぶ
そりゃあ眠れなくなって…結局 徒歩5分の
消防署へ
夜中 0時前 年中無休 24時間臨戦体制
それに指輪はじめ金属を切断するための道具を
備えていると聞いたことがあったので
サッカーをTV観戦中の隊員の皆さんに
「スミマセン」と事情を話し3連の1本を
切断してもらいたいと
「ホントに良いんですか?」と念を押され
「よろしくお願いします」と
トリニティは2連のリングに変身 これって
オリジナル?全然 カルティエに見えない
今はおっちゃんがしてる トリニティじゃなく
なったリング…
夜中 消防署に入るのは中々 勇気が要ると
実感したアンダンテ もう15年位前ネ