50年前でも高層建築群に目を奪われた香港

今は斬新なデザインの建築物に驚かされます

その一つが西九龍文化地区に出現した

「香港故宮文化博物館」

北京の紫禁城を現代的にアレンジしたとか…

ド〜ン と四角い箱📦?

香港の建築家ロッコ・イムのデザイン

横から見ると手前に傾斜しています

向かって右からの眺め

左へ回り見てみます


再び正面に回りエントランス へ


館内はフラッシュNGで写真はOK

まずは建物中心に見ていきます

エスカレーター越しエントランスを2階からスマホ

波打つ天井が凄いびっくり


3階(多分)でテラスに出ると

ビクトリア・ハーバーが広がります


大階段では 階段で遊ぶ子や座る大人…

まずは 見上げる

今度は見下ろす…奥が先ほど出たテラス


最上階まで行ってみます このエスカレーターで

上がってきました

目の前には♾️型の椅子が並びます

右側に展示室入り口 左がテラス


テラスから建物をスマホ

面取りした箱が並んでいる感じでしょうか?


最上階にはレストラン"Jin Ya Ju"( 金牙居…

王偏に牙が出なくてあせる)

何だか高級そうな入り口ですが ヌードルバー

だそうです

今回は お腹いっぱいだし時間もなく入店せず


さて 展示品も見なくては…

G階 ギャラリー1「紫禁万象」

紫禁城の説明からスタート

壁面の地図の中から床に投影されて説明が…

素晴らしく細密な紫檀の椅子 両サイドに

鶴は香を炊き  手前の🐉が巻き付いた物は

蚊取り線香用…それぞれの細工は精緻を極め

クラクラします


皇帝の衣装には前に三匹 袖に一匹ずつ

後見頃にも三匹の龍 そして内側に一匹が描かれ

合計九匹のおり  それが九龍の地名の由来と

なったそうです(九匹の龍は皇帝だけ)


黄色🟨は皇帝だけの色

袖口は馬の蹄を模ったもの 衣装にも様々な

謂れがあるのですね


豪華宝物の数々が並びます

「寶塔」"stupas" 〜金・貴石・珍珠

いつの世も王さまは金と宝石がお好き…


こちらは「玉(ぎょく)」製の工芸品

蓮型ボール・葉型カップ・奥は花葉紋瓶


仏像や曼荼羅も紫禁城にはあったのですね


ギャラリー1&2で最も心に残ったのは…

ラストエンペラーの后「婉容」の印

大きな金印 黄金で作られ持てないほど重く

見事な細工が施されています

愛とは無縁で名ばかりの皇后…阿片漬けにされ

悲しい最後を迎えた中国最後の王妃

夫の溥儀と共に何と数奇な運命だったことか…

頭の中でこれが鳴っていました

「『ラストエンペラー』より」

教授とオケ共演バージョン…

(映画シーンでは車中の中央の女性が婉容)


ギャラリー2 最後に大きな丸椅子に寝転び

こちらを見上げる!



「香港ガイドより『香港文化博物館』」

まだ ギャラリー1&2しか見ておりません指差し

またの機会に… 再見 バイバイ