舞台は初日か千穐楽が面白い と思ってます
初日はボツワナだったので千穐楽に見参
とはいえ ここ数日 絶不調…
11日間の南部アフリカ旅で疲れたみたいで😓
遊んできてこのテイタラク…格好悪いことMAX
で 何とか歌舞伎座にやって来ました フ〜
久々に空が青い…
今月は「猿若祭」 十八世中村勘三郎十三回忌
追善興行ということで 中村屋兄弟はじめ
縁のあった役者さんが出演しています
2階には懐かしい写真パネルも展示されて
襲名興行の裃姿も
どれも心に残る舞台姿 今月の演目「籠釣瓶」も
父 十七世との写真もありました
因みにおっちゃん 学生時代 バイトしていた頃
某喫茶店で十七世勘三郎に声を掛けられたそう
「お兄さん 良い眉してるね!」って
歌舞伎のチケット貰ったそうで楽屋にも
寄りなさいと言われたそうですが 行ったかは
覚えていないそうで…
3階のいつもの写真も拝見
勘三郎さんの後も 團十郎・三津五郎・藤十郎
秀太郎・吉右衛門・田之助・左團次・段四郎
そして猿之助 多くの名優が亡くなって…
本当に舞台は一期一会と実感します
「野崎村」
許婚の久松が奉公先のお嬢様 お染と恋仲になり
里帰り中の久松の実家 野崎村まで追って来る…
身勝手な二人の話しで今なら「アリエナイ!」
なのですが そこは江戸時代のお話なので
アレコレ しがらみ・義理人情もあって…
まぁ 本作は古典歌舞伎を楽しみ学ぶもの と
言うことでしょうか?
村娘と大阪のお嬢様の演じ分けなども見どころ
今なら倍速で演ってもよいかも?
先代芝翫より 可憐な村娘役は今日の鶴松さんが
ピッタリと思うのはアンダンテだけ?
(🙇 あくまでも個人的な感想でございます)
「釣女」
狂言が元の松葉目物 気楽にハハハと笑って
観ればよいのですが 見た目で女性を差別してる
こりゃNG🙅♀️でしょう?まぁコメディ仕立てで
目くじら立てるのは大人気ない?ムム 微妙…
獅童・萬太郎・新悟・芝翫という組み合わせ
醜女役は芝翫…立役が演じるのがセオリーです
日舞 皆さん上手いですが獅童は何か決まらない
と言う感じ…歌舞伎の所作の全てが日舞が基本
日頃の立ち居振る舞いが大切なのですね!
(あくまでも個人の感想です それも初心者の🙇)
「籠釣瓶花街酔醒」
本作は先代勘三郎 そして吉右衛門の持ち役と
言ってもよい演目です
天然痘で顔に痘痕があり決して良い男とは
言えない でも実直な地方の豪農と吉原の花魁
小悪党や色男などが絡み合って 悲劇的な最後を
迎えます
花魁 八ツ橋の恋人役に仁左衛門さま
彼くらいのビジュアルでないと務まらないお役
やはり ビジュアルって大切なんですよね
特に 映画・舞台・映像の世界では見た目が
説得力を持つことは確か…
はい 勝手なこと沢山言わせていただきました
お元気な仁左衛門さまを観て 舞台転換の
タイミングで話半ばで歌舞伎座を後にしました
う〜む体調不十分 舞台も映画も元気なればこそ
と実感いたしました
来月も南座と歌舞伎座 見参予定です
その間に 諸々あるので頑張らねば