気になっていた「超絶技巧 未来へ!」

2017年にも開催されていたのですね!


何点かをピックアップしての映像(20分ほど)を

見てから作品を見ると感動が増すかも…

エントランスには撮影可のこちら

鍛金作品  本郷真也 

レーザー(?)が向かって左から

右へと照射され 内部が背後のモニターに

映し出されます

一枚の金属の板を打ち出して造形するという

鍛金…作品は精密で繊細で驚異的!

「本郷真也サイト」


展示作品は基本 撮影不可ですがOKもあり

木彫  大竹亮峯「月光」

月下美人の花は鹿角を透けるほど薄く削り

組み合わせてあり 閉じた状態から左下矢印の状態まで

水を注ぐことで変化させる…


「眼鏡饅頭蟹」は鋏や足が全て動く仕掛け

木彫  前原冬樹「スルメに茶碗」

プロボクサー  会社員から藝大に入り彫刻を

学んだという異色の経歴の持ち主

一枚の板を削って削って…質感までもそっくり

大学での専攻は油画だったそうです

「前原冬樹 作品」


金工  吉田泰一郎「夜霧の犬」

銅・リン青銅・銀メッキ・七宝を駆使し

等身大のボルゾイを作り上げています

枯葉?花弁?兎に角 森にありそうなもの全て

このボルゾイに集まってきたような…

足元も…写実じゃないのに何だかリアル

「吉田泰一郎サイト」


ガラス  青木美歌「あなたと私の間に」

ガラス作品はこの方 一人でした

ご本人の解説?


現代の超絶技巧を駆使する作家のルーツ?

明治時代の工芸も多数展示されています

七宝・金工・漆工・陶磁・木彫・刺繍絵画

作品を眺めると身体?心?がブルっと震える

ような感覚を覚えました

どの作品もクラクラするほどの技と集中力

もしかしたら「執念」? そして時間の集積が

発せられているのでしょうか…


こちらも凄かったです 刺繍 by 蝸牛あや

「蝸牛あやサイト」

自然の小さな葉っぱや貝殻に何かを見る?

蜘蛛の糸のように細い糸を駆使しての作品

これは実物を見ないと伝わらないでしょう…