エルサレム・バチカンと並ぶ
カトリックの三大聖地の一つ
「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」
聖ヤコブの遺骸が発見された地に建つ
大聖堂を訪ねる巡礼路
主にフランスから(カトリックだからネ)
訪れる人が多く
1「トゥールの道」
〜パリ→オルレアン→トゥール→ボルドー
2「リモージュの道」
〜ヴェズレー→ブルージュ→リモージュ
3「ル・ピュイの道」
〜ル・プュイ→コンク→モワサック
4「トゥルーズの道」
〜アルル→サンジル→モンペリエ
→サントマリー
の4つのルートが一つになるのが
ピレネー山脈手前の
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(ル)
こんなルートのようです
その道筋の教会・大聖堂や
巡礼者を泊める施設でもスタンプを貰い
既定の距離を歩いたことが証明されると
最終地で証明書を発行して貰えるそう
これは免罪符のような役割りも果たし
巡礼者にとってはありがたい御守りと
なるそうです

因みに聖ヤコブさんはレコンキスタの頃
遺骸が発見され士気を高めたそうで
イスラム教徒にとっては憎き敵です

英語ではジェームズ・ジェイコブ
フランス語〜ジャック(Jacques)
イタリア語〜ジャコモ・ヤコポ
スラブ語〜ヤーコフ となるそうです
巡礼者は聖ヤコブのシンボル「帆立貝」を
首にかけたりバックパックに下げたりし
巡礼の印にします
本来は徒歩ですが 今は自転車や途中までは
バスや列車を使う人も多いそう

こんなマークがその場所を示します

パンプローナ大聖堂(スペイン側)
「サンタ・マリア・ラ・レアル大聖堂」
12世期頃からロマネスク様式で建築が始まり
1394年 ゴシック様式で増改築
1783年 今見えているファサードを
新古典主義で建築 全体が巡礼路の
複合世界遺産に指定されています
内部はゴシック様式 
ステンドグラスが綺麗

薔薇窓も…
この大聖堂でもスタンプを押します

街中に自転車用の目印〜丸の中が自転車!

ピレネー山脈 国境を超えフランス へ
「サン・ジャン・ピエ・ド・ポー」
(既アップしてますがあせる)
ノートルダム教会


バイヨンヌ「サント・マリー大聖堂」

ステンドグラスが美しいです

以前観て面白かったサンジャックへの道
再見しようと思ったのでしたウインク
オススメです
因みに「熊野古道」とこの巡礼路は
姉妹道になっているそうです