メキシコ出発前 熱出して自宅謹慎していたので
見逃していた「女王陛下のお気に入り」
帰宅後も時間が合わず やっと本日観賞
待った甲斐があり(?)プレミアシートでラッキー


オリヴィア・コールマンのアカデミー主演女優賞はじめ
数々のアワード受賞が納得の作品
勿論 火花を散らす助演のレイチェルとエマも巧い


実際のアン女王は1665〜1714年に実在し
1702〜1714年が在位
サラもこの作品の通り
ジョン・チャーチル卿夫人として表舞台に登場する
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/アン_(イギリス女王)

オリヴィア・コールマンはTVドラマシリーズ
「ブロードチャーチ」や「ナイトマネジャー」で
見知っている顔 
田舎町のデカも妊娠中の情報局員の役もこなす
芸達者な英国女優 美人を売りにしない分
演技が光る人の一人と認識していた

元々 体質的に病弱であったこと
そのせいもあり17人もの子どもを流産・死産
早くに亡くしたこと
女王には正しく情報が伝わらなかったこと
等々を考えると 気の毒とし言いようがない
とはいえ 当時はいずれもそんなもの
だったのだろう

サラとアビゲイルに関しては
演技合戦は甲乙つけ難い…
とはいえ 作中の人物としてはサラが
数段 格上で佇まいや威厳は彼女に軍配 
それはそれまでの環境や経験値から
いたしかたなかっただろう

そして 後半 特にアンの左半身の麻痺が
酷くなってからの
オリヴィア・コールマンは
迫真の演技だったと
「スリー・ビルボード」のF.マクドーマンドと
共にまさに演技派として記憶に残る
女優だと実感