こんにちはにっこり

離乳食専門歯科衛生士のDH☆トモミです。

今日は、手づかみ離乳食を行う際に注意することをお話ししたいと思います。

手づかみ離乳食とは、赤ちゃんが手でつかめる大きさの食べ物を、自分で食べる方法です。
この方法は、赤ちゃんのお口の機能や体の発達に良い影響を与えますが、もちろんやっていくうえでの注意点もあります。
是非読んでみてくださいねウインク

手づかみ離乳食を行う際に注意することは以下の5つです。

1. 赤ちゃんの発達に合わせて食べ物の硬さや大きさを調整すること
赤ちゃんは6ヶ月頃から指でつまめるようになりますが、お口の中で噛んだりすりつぶしたりする力はまだ弱いです。
そのため、やわらかくて口の中で押しつぶしやすい食べ物を与えるようにしましょう。
逆に、噛む力を育てたいとよかれと硬すぎたり極端に大きすぎたりすると、お口の中で溜まってしまい、喉に詰まらせたり吐いたりする危険があります。

2. 赤ちゃんの様子をよく見てあげること
手づかみ離乳食は、赤ちゃんが自分で食べる楽しさや興味を持つことができますが、同時に大人の注意力も必要です。
赤ちゃんが食べている間は、絶対目を離さないようにしてください。
自由に自分で食べてくれるようになると、親は安心しがちで目を離しやすくなります。
また、赤ちゃんが咳をしたり顔色が変わったりしたら、すぐに助けてあげられるように、小児救急の知識を身に付けておくことも必要です。

3. 食事の時間や量を決めてあげること
手づかみ離乳食は、赤ちゃんペースで食べさせることが大切ですが、それでも一定の時間や量を決めてあげることが必要です。
赤ちゃんは自分でまだ満腹感を大人のように感じることができないので、食べ過ぎたり食べ足りなかったりすることがあります。そのため、食事の時間は長くとも20分程度にして、残ったものを食べきってほしい気持ちは分かりますが、下げてしまうことも大切です。
赤ちゃんの食べる集中力の目安は『月齢×1分』とよくお伝えしています。
手づかみへの集中力が落ちてきたら、大人のスプーン介助で場面チェンジして食べる時間を共有しましょうウインク

4. 食品衛生に気をつけること
手づかみ離乳食は、赤ちゃんが直接触れることになるので、食品衛生に気をつけることが大切です。
食材は新鮮なものを選んで、よく洗ってから調理しましょう。
また、調理器具や手も清潔にしてください。さらに、調理したものはすぐに冷蔵庫に入れて保存し、再加熱する際は十分に温めてから与えましょう。
手づかみする場面ですから、ごはんをテーブルやトレーに置く場所の衛生面に気を付けてください。

5. 赤ちゃんの好みや反応を見てあげること
手づかみ離乳食は、赤ちゃんの好みや反応を見てあげることが大切です。
私がお伝えしている、食育実践予防歯科®の手づかみ離乳食でご紹介しているベースの食材やメニューに食べなれてきたら、
赤ちゃんは色や形や味に興味を持つので、色々な種類の食べ物を合わせて出していってもOKです。
また、赤ちゃんが嫌がったり口から出したりしたら、無理に食べさせないでください。
お口の機能がその食材や硬いなど食べにくさが原因かもしれません。
調理の調整をしてみることを念頭に置きましょう。
また、食べた後様子を見て発疹や赤み、水膨れなど、その食べ物に反応がある場合は、すぐに小児科を受診してください。

以上、手づかみ離乳食を行う際に注意することをお口の機能や体の発達を踏まえて5つ挙げてみました。
手づかみ離乳食は、赤ちゃんの成長にとって素晴らしいなと離乳食コーチングをしていて実感している方法ですが、注意点もあります。
赤ちゃんの様子を見ながら、楽しく安全に行ってくださいねニコニコ花


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