こんにちは、歯科衛生士のトモミですにっこり

今日は、乳児期の仕上げ磨きについてお話ししたいと思います。



乳児期の仕上げ磨きって、どうやってやるの?どれくらい時間がかかるの?どんな道具が必要なの?という疑問を持っているママも多いと思います。

そして、”乳幼児の歯磨きは大変驚きというイメージの方も多いのではないでしょうか。

実は、乳児期の仕上げ磨きはとっても簡単なんです。
ポイントは3つだけ。
覚えておいてくださいね花

- 乳歯1本につき1秒でOK
- ママと赤ちゃんがやりやすい姿勢で行う
- ガーゼや歯みがきナップの使用はおすすめしていない


それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

まず、乳歯1本につき1秒でOKということから。
乳児期の仕上げ磨きは、歯を磨くというより、歯磨きタイムを楽しむことが大事なんです。
赤ちゃんにとって、歯磨きは新しい体験です。
歯ブラシを口に入れられる感覚や音や味など、色々な刺激があります。
それを楽しく安心して感じてもらうことで、歯磨きに慣れてもらうことが目的なんですニコニコ

だから、時間をかけて丁寧に磨く必要はありませんにっこり

むしろ、長くやりすぎると赤ちゃんが嫌がってしまうかもしれません泣
乳歯1本につき1秒くらいでササッと磨いてあげればこの時期は十分です(特に前歯)
そうすることで、赤ちゃんは歯磨きが苦痛ではなく、楽しいことだと安心を感じるようになります。

次に、ママと赤ちゃんがやりやすい姿勢で行うということです。
仕上げ磨きをする時には、ママが赤ちゃんの口の中を見やすくすることが大切★
そのためには、赤ちゃんはおむつ替えと同じような姿勢で寝かせる方法がまずはおすすめです。
この方法なら、ママも普段慣れている体勢だし、赤ちゃんも安心して慣れていきやすいなと感じています。

もちろん、この方法でなくても大丈夫です。
赤ちゃんが動き回ってしまったり、泣いてしまったりすることもあるかもしれません。

そんな時は、無理に行う必要はありません。
ママと赤ちゃんが一番リラックスできる姿勢で行ってください。
例えば、抱っこしながらやったり、ベッドやソファで一緒に寝転がったりする方法もあります。

大事なのは、ママも赤ちゃんもストレスを感じず、歯磨きタイムを過ごせるっていうことです。

最後に、ガーゼや歯みがきナップの使用はおすすめしていないということについて。
これは少し意外かもしれませんねニコニコ

実は、ガーゼや歯みがきナップは、食べ物のカスや大まかな歯垢は取れますが、
歯ブラシの毛先のようにしっかり落とせず、歯の表面をきれいにする効果が低いんです。
*お出かけ時や忙しいときの 一時使いはOKですよ

また、ガーゼ等を巻き付けた大人の指が赤ちゃんの小さな歯や歯茎を傷をつけてしまう可能性は、なくはないので使う際は、使用の際には注意したいところです。

なので、仕上げ磨きには、やはりピンポイントに歯ブラシを使うのがベストかなって考えていますニコニコ
もちろん、赤ちゃん用の柔らかい毛先の歯ブラシを選んでくださいね。
歯ブラシは、赤ちゃんの口の中に入れるものなので、清潔に保つことも忘れないでください!

以上、乳児期の仕上げ磨きのポイントを3つ紹介しました。
いかがでしたか?乳児期の仕上げ磨きは、赤ちゃんにとってもママにとっても楽しい時間になるといいですね。

最後に、将来的に目指したい仕上げ磨きの大ポイントを一つだけ紹介します立ち上がる

それは、赤ちゃんが自分で歯磨きをしたいな♪と思うようになることです。
赤ちゃんはママのマネをしたがる時期。

(ママは赤ちゃんにとってお手本です)
ママも一緒に歯磨きをすることで、赤ちゃんに歯磨きの楽しさや大切さを視覚的にも伝えてあげましょうウインク
そうすれば、赤ちゃんは自分で歯ブラシを持って自分でやりたいとアピールになります。
その時が来たら、きっとママは嬉しくなっちゃうかも!?!?


では、今回はこの辺で失礼します。
次回もお楽しみに!


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