こんにちは、歯科衛生士トモミですにっこり

今日は、お口がポカンと開いて口呼吸している子供についてお話ししたいと思います。

皆さんは、お口が開いている子供を見かけたことはありませんか?



一見かわいいなあっ花て思っちゃいますが、

実は、この状態は歯科の視点から見るととてもよくないことなのです。

お口が開いて口呼吸しているこどもの特徴としては、例えば、以下のようなものが挙げられます。

・鼻呼吸ができない
・舌が下がっている
・顎が下がっている
・唇や口周りが乾燥している
・口臭がある

これらの特徴は、お口が開いていることによって引き起こされるものです。

では、なぜお口が開いてしまうのでしょうか?

 

原因は様々ですが、鼻炎やアレルギー、扁桃腺の腫れなどでそもそも鼻呼吸ができなくなっていたり、舌や顎の筋力が低下したりすることで起こります驚き

お口が開いて口呼吸していると、将来への影響はどうなるのでしょうか?
考えたことはありますかうさぎ
残念ながら、百害あって一利なし!

良いことはひとつもありません。
お口が開いていると、例ですが、いくつか以下のような問題が起こりやすくなります。

・歯並びや噛み合わせが悪くなる
・虫歯や歯周病になりやすくなる
・顔の形や表情が変わってしまう
・発音や言葉力が低下する
・免疫力や成長に影響する


などです。


これらの問題は、お口が開いて口呼吸していることによって引き起こされるもの。

では、どうすればお口ポカンを防ぐことができるのでしょうか?

また、すでにお口ポカンになってしまった場合はどうすれば改善できるのでしょうか?

気になりますよね赤ちゃんぴえん
 

ここでは、それぞれについて、以下に3つずつ紹介します。

お口ポカンにならないために大人が気を付けてあげること

・鼻呼吸への促し(鼻に疾患がある場合は耳鼻咽喉科を受診を!!)
・舌が上あごについているか、寝ている時にお口の中をチェック
・顎を引けるような抱っこや哺乳姿勢をとる


お口ポカンを改善する方法

・鼻呼吸を改善してあげるにでご家庭のケアとして鼻スプレーを使う
・舌や顎の筋力を高めるために舌回しやあいうべ体操をする(模倣できる月齢に)
・お口のマッサージをする


などです。

まだまだ書き足りないことはありますがw、お口ポカンについての簡単な説明と対策のお話でした☆
お口ポカンは見た目だけでなく、健康や発達にも大きく影響する問題です。
こどもの頃から正しい呼吸法や姿勢を身に付けることが大切です。


もし気になることがあれば、0歳からの赤ちゃんでもOK!
かかりつけの歯科医院でまずは相談してみましょうウインク


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