ちまちまと暇さえあればSNSを徘徊していますw

最近気になるのが、肉食系ベビーの出没。

 

いろいろな考えはありますが、私がここ最近衝撃を受けたものです。

離乳食スタートから成長に必要なたんぱく質をとらせるためにお肉系をということらしいです。

 

肉なんて離乳食にいいの!?

 

って思う方が多いかと思います。

私もそう思います。

 

お肉の脂はどうなんでしょう?

湯引きしたならOK?

まぁ、いろいろ調べてみるといろいろなんですが、ここからは私の考えです。

 

栄養をしっかりと気持ちは分かります。

でも、離乳食ってどんな時期ってことです。

食べて栄養を採ることが目的?

そのためには、消化器官も未熟な赤ちゃんに何をあげてもよいのかしら。

赤ちゃんの胃酸は強いから大丈夫という言葉も見かけました。

本当??

少なくとも私は聞いたことがない。

胃酸が強くて消化するならば、実際、コーンとか葉物とかウンチに出てくるのはどういうこと?ww

 

私は栄養の観点からではなく、歯科の目線で読んでいます。

その場合、もちろん栄養というところも今後大事ですが、

この離乳食と言うのは栄養を何をとるかではなく

 

飲む口から食べる口へ

 

 

口の機能をレベルアップする期間です。

おっぱいやミルクを吸うことと食べる口やその周り、体の機能は違います。

食べるためのトレーニングを積んでいるのが離乳食(幼児食も)

 

お肌や体の調子がいい!!

それは大人にはお肉はいいかもしれません。

でもちょっと考えてほしい。

中身(内臓機能)は一緒?

内蔵機能は赤ちゃんは大人と違うんです。

消化器官が未熟ということは知れていることだとは思っています。

なので、離乳食には胃腸に負担のかかりにくく、固形よりも嚥下を促しやすいおもゆ、そこからステップアップし植物性のもの、動物性のものを少しづつ取り入れていきます。

「重湯やおかゆなんかで栄養が取れるわけない」

と考える方もいます。

でも、特に離乳食初期なんかは栄養とれないのは当たり前!

です!!

体の負担を考えると、栄養重視ではないですからね。

 

下が未熟な消化器官はこんな感じらしいです(ビーンスタークHPより拝借)

 

 

未熟な消化器官(イメージ的には隙間があると言った感じでしょうか)

 

消化器官が未熟な赤ちゃんだと未消化のまま大きなたんぱく質が取り込まれることで、体が異物(アレルゲン)と捉えて攻撃してくるんですね(アレルギー症状)

このイラストはかわいくて分かりやすいです☆

 

これをみると、どういったものを離乳食スタートから与えたらいいかわかりますね。

中にはアレルギーや下痢など何事もなく離乳所がスムーズに進む子もいます。

でも、補食するという点では口の機能、体の機能はどうなんでしょうか?

少なくとも、SNSなど見る限り母乳やミルク以外を口にする時期や、食べる姿勢などはうーん、、、というところが多いという感想です。

 

いろいろな考え方があるので、あまり言えませんがそこだけ(1つの情報だけ)での世界で終わるのではなく、いくつかの情報を親は知ることが大事だと思います。

その中で親が納得して決めるのであればそれでいいと思います。

食だけでなく、ケアでも、保育方針とかも、なんにおいても同じことが言えるかと思います。

 

だって、自動車保険を選ぶときA社、B社、C社って調べて比較検討するでしょ?ww

ネット検索して最初にあったからと、ここと契約しようとはなかなかならないと思います。

 

まぁ、私はむし歯予防を含む食べるための口の機能獲得(口腔育成)に重きを置くので、こういった意見で、歯科の現場でも講座でもそれを伝えているわけです。

だから、いろんな考えのママもいるので、私もいろんな考えを知ります。

それ違うでしょと違う考えの方も一度是非聞きにきたらいいよwwと思います☆

 

ロイヤルむし歯予防マイスターR・歯科衛生士

安齋友美

 

そんな私がNicoでお伝えしているむし歯ゼロゼロ講座は歯科の食育の視点から乳幼児のむし歯予防、口腔育成をお伝えする講座です。

むし歯にならない口にするために0歳からでもできること始まっています!

もうすでに怪しい、、、と思っても今からできることをやってみましょう☆

10月は口腔ケア編 11月は食育編です。

*食育編はママキッズカフェ栄養士でもあるロイヤルむし歯予防マイスターが担当いたします

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