娘2のお熱と喘鳴がひどくて小児科へ行ってきました。
そこで衝撃的な場面に居合わせることに。。。
吸入待ちで待っていると後ろの診察室から
「早く!早く口開けてよ!!」
「もう、なんで出来ないかなぁ、ほっんと信じらんない!」
「口開けるだけだよ、簡単じゃん、ほっんともう、、、なんでできないの?」
「痛くないんだからさ、歯医者さんと同じだからやんなよ、やって!!」
とあるママの声が大音量で聞こえてきました。
そしてずっと子どもはギャー&うぇーん
直接見てはいませんが、ただならぬ空気は感じました。
きっと先生たちも苦笑いでしょうね![]()
ママの気持ちは分かります。
でも、、、ママの気持ちだけ「早くやってほしい、できるでしょ?」という気持ちばかり。
それと同時に、スムーズにできない自分の立場の恥ずかしさ、と早くどうにかこの状況から脱したい、、なのかな。
子どもにしたら、何のためにやるのか、なんでなのか不安で怖くてしょうがないはず。
なのに、ママが鬼、、、。
病気で体辛いのに、鬼はコワイヨー![]()
そしてNGワード「痛くない」
もう、それ言っちゃおしまいデス(;・∀・)
子どもは痛くない=痛いかもしれない、痛い事される可能性もある
という恐怖を抱いてしまいます。
歯科健診でもあるあるなこと。
ママ 「痛いことしないんだから、座って」
フラグですよwwもうこれ、死亡フラグデスww
子どもは「!?痛いことすんの?」と急に敏感になっちゃいます。
”何で言うかな―”って心のなかでいつも私は思うわけですが![]()
じゃぁ、どうすればよいのか。
大人は何でやるか、何をやるのか、やったらどうなるのかわかってるから泣かないでできるんです。
だから、子どもも同じと思ってしまうんでしょうね。
どんなに小さくたって伝えることは伝えるべき。
むしろそれで理解もしてくれる。
ちなみに娘2は2回吸入が必要だったけど、1回目、
「お咳ゴホゴホで、お胸のヒューヒューの笛さんがいなくなるからモクモク(吸入)して帰ろうね」
「ヒューヒューいっぱいだと苦しいから笛さんにバイバイしようね」
という説明。
彼女は泣きながらも「うん」
ま、やってる時は初めてなこともあって顔をそむけたり抵抗はしましたが、出来ました。
2回目、”またこれやるの?”といった感じでいやだーと言っていましたが、
まだ、ちょっとヒューヒュー笛さんがいるからバイバイしようねというとわりかしすんなり頑張ってくれました☆
彼女の中でやることの意味がわかったのかなと思います。
吸入することで、呼吸が楽になったとか、すっきりしたとかそういうこと。
ちょっと嫌がりはじめた時はおもちゃに気を持ってったり、話しかけたりしましたが、それはそれで必要。
娘は2歳ですが、2歳にも2歳に分かる言葉で伝えればそれなりに理解するんです。
言ってもわからないは大人の勝手な思い込み。
自分が分かるからといって子どもにもわかってるできると思ったら大間違い。
だから、ヒスってしまってたママも”なんで口を開けなくちゃいけないのか”をお子さんに伝えられればきっとよかったんではないかなー。
未来を見せられない要請は誰だってのまないですよ。
と、こう思うのも、私が落ち着いてできたのもいつも臨床でこども達と関わってるからなのかなとも思ったり。
