前回の続きです。


中学年のとき、部活動を辞めたいと

母に話したら、「逃げるな」と言われました。



いまここで逃げたら、

この先同じ状況でまた逃げることになるから、って。


いやいや、

『逃げて良いよ!

むしろ逃げないで精神崩壊したら大変だよ!!』

と私は当時の自分に言ってあげたい。


それから数週間、籍は置いていましたが

カラダが部活を拒否してるせいか

微熱の日が続き、その部活は

辞めることになりました。


逃げるな、とか、どうなんでしょう。


そもそも逃げなの?

もっと自分に合う環境へ場所を変えるとか、

不当に扱われている

状況を変えるだけじゃない?


数年前に母にこの話をしたことがあります。

母曰く、母が若い頃、嫌で嫌で避けていたことが

数年後にどーんと大きくなって返ってきた

経験があるのだと。

だから逃げ回ってはいけないとその時に悟り、

娘の私にそういう苦労をかけたくなかったという。


そうか、それも愛情だったのか…。


でもそれは、母の経験であり私の人生ではない。

母と状況が同じ訳でもない。


当時の私にしてみたら、

耐えて耐えて、やっとの

思いで母に伝えたことが

共感されず、

ここまで頑張ったとも認められず、

このつらく苦しい状況を

まだ頑張って続けろと言われ絶望していました。



ただ傷ついたときは、事実よりも物事を

おおきく捉えてしまうのも

理解しています。


より自分を被害者に仕立てあげたくなるんですよね。
 

それに母が『逃げるな』と言ったのは

自分の経験を踏まえてのことであり、

根性論を押し付けてきたわけでは

ないと知ることができて良かったです。





続きます。


*お知らせ*
4月8日〜7月19日までの間、
プライベートレッスンをお休みさせて頂きます。