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さて、ツリーの続きです。


このエクササイズを出来なかった原因は

いくつかあるのですが、先生や

友人のインストラクターが私の身体を

観察してくれた結果、分かったことは


●ロールダウンのとき骨盤が右へ回旋する
(=仰向けになるとき骨盤が右へ捻れる)

●胸郭が左右にシフトする
(肋骨部分が左右にブレる)

●胸椎が伸展しない(背骨の上部が反らない)

●首がちょっと長いために、
反った状態から起き上がってくるのが大変

ということです。


photo:01




私はもともと側弯で、

右の骨盤が少し高いのです。


ツリーのように不安定な接地面では

側弯が顕著にあらわれ、骨盤や胸郭は

右や左にユラユラしながら

身体を反らせる動きとなり、

(しかも胸椎が反らない分、

頚椎が過伸展していたはず)


やっと反らせた身体を起こすとき、

また右や左にユラユラしながら

起きてくる(さらに首が苦しい)、

という状態でした。



やってみたかったエクササイズは、

拷問を受けているかのように(私には)辛いものでした。


ツリーが苦手なままアドバンスコースを

迎えてしまったのですが、

上体を反らせる動きはリフォーマーでもバレルでも

たくさん出て来ます。



ツリーを苦手なまま放置しておくわけにはいかず、

再チャレンジです。


いきなりゴールを目指さずに、

まずロールダウンのとき骨盤が捻じれないよう、

自分で腰骨を触りつつ目視しつつ、

確実に骨盤を安定させながら後傾することを繰り返し練習。



それから胸椎が良く動くように、

脊柱の回旋や側屈、伸展をマットワークで

しつこいくらいやってから、

ツリーに挑むことにしました。



そのかいあって、

上体を反らせる範囲が広がり、

また恐怖心も無くなりました。


photo:02




いまのところ、ツリーで

私が一番反らせられる範囲がここです。



うーん、ちょっと顔が怖いですね…。





続きます。