今日は少し暖かく、雪ではなく雨が降りました
歩道は雪が融けてぐちゃぐちゃで
ブーツが傷んでしまうので、レインブーツを購入し、そのまま履いて帰ってきました
ちょっと重いけど、水がしみ込んで来ないので快適
さて、前回に続き肩甲骨の動きと安定。
肩甲骨の動きは6つあります。
具体的な動きを確認していきます
外転。
背中の上で、肩甲骨が背骨から離れる動きです
両手を前ならえ、にして、胴体部分を動かさずに指先を前に向かって突き出すようにすると
外転、になりますね。
内転。
背中の上で、肩甲骨を背骨に寄せる動きです
これは少しわかりにくいのですが、両手を前ならえ、にしてその手の間に、
大きな風船を持っているとイメージします。
で、それを肘をのばした状態で、自分の顔に2~3cm近付けるようにします
そうすると腕をひくような動きになり、背骨に向かって左右の肩甲骨が近づきます
それが肩甲骨の内転、です。
拳上。
これは肩をすくめる動きです。
肩が上がる、というのは肩甲骨が上がっているのです
下制。
肩を下げる動きです。
気をつけ、をしている指先を床に向かってまっすぐ下げると
肩甲骨が下がります
上方回旋。
下方回旋。
例えば右腕だけ前ならえ、するように前に差し出します
そこから右腕を天井に向かって上げる
このとき
右の肩甲骨は上方回旋します。
肩甲骨をダイヤルに見立てて、反時計回りに回すイメージ
今度は上げた腕を床に向かって下していきます
このとき
右の肩甲骨が下方回旋します。
肩甲骨をダイヤルに見立てて、時計回りに回すイメージ
外転
内転
拳上
下制
上方回旋
下方回旋
の6つが肩甲骨の動きです。
肩周りの筋肉が緊張していると、6つの動きもスムーズに出来ません
いわゆる40肩、50肩で肩周りが痛くなり腕の動きが制限されるのは、
肩甲骨周りの小さな筋肉に、老化による変性が起こるものです
痛みがある、ってすごいストレスですよね
私も昔は腰痛と、ひどい肩こりと、その肩こりからくる頭痛があって、
当時診てもらった整体師さんには「ひどいカラダだね~」と言われました
いま思うと、私はいつも肩甲骨を「拳上」していたんですね
でもピラティスを始めてしばらくして、腰痛も肩こりもなくなりました
ちなみに肩こりの主な原因は僧帽筋(Trapezius)の緊張です
英語では肩こりのことを
「僧帽筋の筋肉痛(Trapezius Myalgia)」と
呼ぶこともあるそうです