明日は雪が降るようですが・・
昨日名古屋の友人から電話があり、昼間は半袖でいける、とのこと
同じ日本で、こんなに気温が違うんですね~
寒いのがキライな私は、暖かさが羨ましいです
さてさて、原則 ③胸郭の配置です
胸郭は胸の前にある、ネクタイのような形をした胸骨と、
左右の肋骨12対と、胸椎12コを結んだ鳥かご状のものです
腹壁は肋骨の下の方にくっついているので、
呼吸で腹筋のコネクションを維持することで、胸郭の安定をサポートできますし、
胸椎を正しい位置に保てます
息を吸うときは胸郭を柔らかく拡げ
吐くときは身体の中心に向かって閉じるようにしますが
必要以上に胸郭を押し下げると、腹横筋が使えなくなりますし、
(そのときは丸めたくない)胸椎が丸まってしまうので、
コントロールが大事ですね
ちなみに、解剖学的には息を吸うときは背骨は反る方向へ
吐くときは背骨が丸まる方向へ動きます
その場で大きく深呼吸をしていただくと、
わかりやすいと思います
エクササイズをするときに、よく 「吸う」、「吐く」のタイミングがわからない
と言われることがあります
どうしてもインストラクターのタイミングに合わせなければいけない、
ということはありません
呼吸を止めないことの方が大切ですね
ただ先ほどお伝えした通り、解剖学的に吸ったほうが動きやすい、
または吐いたときのほうが動きやすい、というのはあります
背骨を丸める、というエクササイズがピラティスではよくありますが、
先ほどの深呼吸を思い出すと、
吐いたときの方が背骨は丸まりやすい、ということになりますね
逆に背骨を反る動きのときは、吸った方が反りやすいわけです
でも、吸うときに背骨を反ると、腹横筋の意識が難しく
腰に負担がかかるので、腰を守るために、
吐きながら反る姿勢を取って頂くことが多いです
チャレンジさせるために、吸いながら反って頂く、ということもあります