ダイヤモンドはどこにある? | 「魂が震える話」ブログ

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おはようございます。

けいです。

8月も今日で終わりですか・・・。

早いですね~。

悔いの無いように日々を過ごしていきたいですね♪
 
さて、今日は「ダイヤモンドはどこにある?」というお話です。
 

とても考えさせられるお話ですのでご紹介いたしますね♪

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昔、インダス川のほとりに、ひとりの年老いたペルシャ人老人が住んでいました。

名前をアリ・ラフェッドと言います。

アリはとても広い農場を持っていて、美しい妻にかわいい子どもと、なに不自由ない暮らしをしていました。

ある日、ひとりの僧侶がやってきて、世界の生い立ちについてアリに話ます。

その話の中でダイヤモンドの事について触れます。

「親指ほどの大きさのダイヤモンドがひとつあれば、

おまえが持っている農場の何倍も広い土地が手に入る。

ひとつかみのダイヤモンドがあれば、国を買いとることができる。

ダイヤモンドの鉱山がひとつあれば、その富の力で子孫を主座につかせることができる」

アリはこの話を聞いて、ダイヤモンドの鉱山を手に入れたいと思ったのです。

どこに行けばダイヤモンドの鉱山があるのかと言う問いに、

高い山に挟まれた、白い砂の上を流れる川に行けば見つかると僧侶は答えます。

次の日アリは、広い農場などの財産をすべて処分し、家族を親戚に預け、ダイヤモンド探しに行ったのです。

しかし、ダイヤモンドの鉱山はそんなにたやすく見つける事ができず、

莫大な資金も次第に底を付き、アリは見知らぬ異国の果てで力尽きるのです。

ある日、アリの牧場を買った男が、ラクダに水を飲ませようと庭園に入ったところ、

小川の白い砂の中から奇妙な光が出ていることに気が付きました。

その石は七色の輝きをはなっていたそうです。

そうです。

それは紛れも無くダイヤモンドの原石だったのです。

かつて、アリ・ハフェッドのものだった庭園から、見事なダイヤモンドが見つかったのでした。

(「ダイヤモンドを探せ」ラッセル・コンウェル 著 / 岸本 紀子 訳 / ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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この本の著者、コンウェルさんが、イラクのバグダッドを旅行いていた時にガイドさんから聞いた話で、

実際、このお話で紹介されている鉱山は、ゴルコンダと言って、史上最大のダイアモンド鉱脈なんだそうです。

そして、著者は言います。

「自分が今いる場所でチャンスをつかむことができると信じている人は、

どこにいても何かをなしとげられる人です。

今住んでいるところで、人の役に立ちなさい。

学校を手伝ったり、道路を清掃したりして、人々に幸せを与えなさい。

そうすれば、どこにいようが、あなたはりっぱな人になれるでしょう。

反対に、今いる場所で何もできない人は、どこに行っても偉大な人物にはなれません。

あなたが今いる場所で、今のあなたのままで、できることからはじめてください」

メーテルリンクは「青い鳥」の中でこう伝えています。

「なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。

僕たちはずいぶん遠くまで探しに行ったけど、

本当はいつもここにいたんだ」

周りや環境を変えれば出来る!と言っているうちは、周りや環境が変わっても出来ないものです。

自分が変われば周りや環境も変わっていきます。

そう、

「自分が変われば世界が変わる」

です。

誰かのせいにして生きるのではなく、自分の責任として生きていきたいですね(^^♪