知りたくてたまらない気持ち | 「魂が震える話」ブログ

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「知ったかぶりをしたら、賢くなるチャンスを逃がす」というお話です。


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料理人の道場六三郎さんが、エッセイのなかでこんなことを書いている。


「知らないことは恥ずかしいことではない。知ったかぶりをしたら、賢くなるチャンスを逃がすことになる。そんなことも知らないのか、とバカにするやつもいるが、そんなのは、どうせたいしたやつじゃない」


道場さんは同業の後輩にも、自分の店の若い衆にも気軽に、


「ちょっとぼくにも教えてぇな」


と尋ねるそうである。


「人生、皆、師である」ともいっている。


好奇心旺盛な人、知りたがりの人、おもしろそうなことはひととおり知っておかないと気がすまない人。そういう人たちは謙虚である。


知りたい欲求を満たすためには、「知ってるわい」と虚勢を張ってはいられない。


恥ずかしがらずに聞く、のではない。


知りたくてたまらない気持ちが勝って、恥ずかしいという気持ちなど、どこにも湧いてこないのであろう。


だから素直な気持ちで聞ける。


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「なぜか人に好かれる人」の共通点

斎藤 茂太 著

PHP文庫より


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まず、知ろうとする好奇心が大切ですね♪


そして、その次の段階として、話を引き出す技術も必要になります。


北野武(ビートたけし)さんの言葉がまさにそれです!


「他人への気遣いで大切なのは、話を聞いてやることだ。


人間は歳を取ると、どういうわけかこれが苦手になるらしい。


むしろ、自分の自慢話ばかりしたがるようになる。


だけど、自慢話は一文の得にもならないし、その場の雰囲気を悪くする。


それよりも、相手の話を聞く方がずっといい。


料理人に会ったら料理のこと、運転手に会ったらクルマのこと、坊さんに会ったらあの世のことでも何でも、知ったかぶりせずに、素直な気持ちで聞いてみたらいい。


自慢話なんかしているより、ずっと世界が広がるし、何より場が楽しくなる。


たとえ知っていたとしても、一応ちゃんと聞くのだ。


そうすれば、専門家というものは、きっとこちらの知らないことまで話してくれる。


井戸を掘っても、誘い水をしないと水が湧いてこないように、人との会話にも誘い水が必要なのだ」


全然興味なさそうに聞いている人に、知識のある人はわざわざ教えようと思いません。


興味や好奇心があって、本当に知りたがっている人には、いろいろと話したくなるものです。


更に、「誘い水」のような“いい感じの問い”や“あいづち”があると尚いいでしょう♪


仮に知っていることを聞いたとしても、初めて聞くかのように聞ける人は、それが誘い水となり、たくさん教えてもらえますからね(^^♪


「自分自身が無知であることを知っている人間は、

 

自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。


真の知への探求は、

 

まず自分が無知であることを知ることから始まる」


by ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)


謙虚に学び続け、ソクラテスさんのいう「無知の知」を意識していきたいものです♪