秋元康さんの「人脈の作り方」についてのお話しです。
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人脈の作り方ってよく言われるし、聞かれるけど、人脈の作り方なんかで人脈なんてつくれないんだよ。
人脈っていうのは、あとで気づけば人脈になっているだけで。
パーティーで初めから名刺を配りまくる人もいるけど、人脈を作ろうと思っている人のために人脈になってあげようとは思わないでしょ。
好奇心も、これが何か仕事になるんじゃないか、何かにつながるんじゃないか、と思っていたら、何の意味もない。
それよりも仕事じゃないときにいろんな人と遊んだりしたほうがいい。
すべてを仕事につなげようとしている人はダメだと思う。
見え見えでこの人に近づきたいと思っても、絶対にうまくいかない。
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「天職」
秋元康 著
鈴木おさむ 著
朝日新書より
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今から8年ほど前のことです。
忙しい日の仕事を休ませてもらって、ある講演会に行きました。
行くからには、「必ずいろんな人と繋がって、人脈をつくってきます!」と職場の仲間に約束し、勢いよく参加しました。
しかし、
その日、自分は誰とも仲良くなれず、帰りの新幹線で申し訳なさから涙を流した覚えがあります。
そして、その時に気づきました。
自分は、自分の為に人脈をつくりたかっただけだと・・・
相手にとったら迷惑な話です。
それ以来、意識しているのは、「相手に自分は何ができるのか?何をもって協力できるのか?」と、相手目線でいることと、
相手が自分と仲良くなりたいと思ってもらえるように、自分を磨き成長しよう!と。
それに気づけたのも、一歩踏み出して参加し、悔しい想いもした講演会のお陰です。
良い経験も悔しい経験も、ゆくゆくは良い経験だったと思えるものですね♪
悔しさから何を学ぶかが大切です。
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「魂が震える話」
発行人:けい