先日、劇場場の「コンフェデンスマンJP」の試写を観てきました!
ドラマシリーズの大ファンですが、
愉快な詐欺師、ダー子(長澤まさみ)&ボクちゃん(東出昌大)&リチャード(小日向文世)の繰り広げる
ドタバタ爽快エンターテインメントストーリー。
この3人の魅力がたまらない。
ダー子はどんな時もものすごいポジティブで、我が道を豪快に楽しく、計算して?行くタイプ。
自由奔放で、周囲の人はつい引き込まれてしまいます。
女優長澤まさみさん、ここまでやるかっていう変顔とか変なポーズも気持ちいくらい見せてくれます。
ボクちゃんはとにかくかわいい。東出さんの可愛さが惜しみなく出ているような…(ご本人を存じませんが)
でも、ボクちゃんはただの純粋な人物ではなく、無自覚な複雑さを持っている。自覚がないけど、非常に深い変をもっているところがいいです。
リチャードこと小日向さんは、役としても役者としても安心感の大きな存在。ハラハラする転換の中でほっと一息を与えてくれます。
物語は、ドラマシリーズ同様に、きっとこうなんだろうってだまされることがわかっていても、大満足する面白さでした。
そして今回は映画版ということで、スケールがゴージャス。各所にドラマシリーズの登場人物や小物が入っているところも見逃せません。
でも、ドラマ観ていなくても楽しいと思います。あと映画ファンなども、あ、これはパロディかな? という箇所も。
今回、メインのキーマンとなるある俳優さんがいい味だしてました。
コンフェデンスマンJP ドラマの方も第2弾、希望!! なんでしたらプロット案出します!! ってくらいあれ、これやってほしいことがいっぱいあります。
さて、平成もあと9時間を切ったらしいです。
平成、終わるんだ。
昭和生まれの私ですが、実際、青春時代は平成でしたし、社会人になってからもずっと平成。
だから平成を振り返る番組などは、かなり自分の生きてきた人生の時代などで面白いです。
令和。
けっこう名前が好きです。わくわくしますね。
天皇制が良い/悪い問題は置いておいて、
一人の人間として、平成の天皇陛下は運命に向き合い、少しもぶれずに自分の宿命をまっとうできるところがすごいなと思いますし、民間から皇室に入られて、宿命をまっとする天皇陛下を支え続けた皇后さまも、やはりすごい人だと頭が下がります。
旦那様がものすごい宿命を背負っていて、世界どこにいっても注目されつづけて、やることなすことに意義を問われる。
そんな旦那様を理解し、一生かけて尽くすという妻。
なかなかできることじゃないですよね。
比べるのはおこがましいですが、私も恋人と18年目に入り、ずっとお互いを好きで、尊敬しあえて、理解しあえることは幸せなことだと感じています。それはそれぞれが外で戦っているからこそだという気持ちもあります。立ち向かうべきものがあるから、内は結束するという面はあるのかもしれないです。もちろんたまにイラっとしたりまれに喧嘩もしますけど。
私自身、人生の折り返し地点に立ち、どうしようもない愚かな自分を生きながら、これからも愚かな自分であるのだろうと思います。
令和か。年はもう若くはないし、厳しいことも増えていきますが、それでもまだまだ、もがいていく未来となりそうです。
人生は一度きり。そして、私の人生はほかのだれにも生きられないし、興味もないでしょう。
だからこそ、自分が一番良いと思うように、何度も考えて、進みつづけるしかないのだろうと思います。
人生は目的に向かうのではなく、つねに向かい続けるいまこそ、人生なのだから。
そんなことを真面目に考えてしまう平成最後の日でした。
いざ、令和。

