今暮らしている町は、初めて一人暮らしした場所に近くて、駅前にはその頃からずっと変わらない店も多かった。
その一つ。駅前のジャズを流している薬局が、先日、閉店した。
閉店のお知らせとか、まったく気づいていなくて、久しぶりに行ったその日が最後で、あと数時間で閉店だった。
なんだかとてもさみしい。
利用頻度は高いとは言えなかったけど。
昨日は久しぶりに代官山へ行った。
同潤会アパートがあるころは、一番好きな街だった。
今は驚くほどお店が増えていて、人がたくさんいたけど、それでも昔ながらの景色もちらほらあった。
早咲きの桜が、枝の先の方に少しだけ咲いていた。


自分も年を取ったのだから、町も年を取る。
そういう風に、変化して、消えていくものだって増えていくだろう。
町は変わってしまうけど、「ただいま」って言える場所は、とても大切だ。
自分だけの帰える所は、大切だって、本当に思う。
今日は闇連してきました。

