風が入ってくる部屋で1日中、
でたらめに数冊の本を読みながら、
何度もうたたねして、何個も夢を見て、
また本を読んでというのを繰り返していたから、
思考がすごいことになっている。
時代小説と、
心理療法の臨床ケースの話と、
死後の世界?をさまよう子供のファンタジーと、
死んだ人を思って生きる人を描いたよしもとばななの小説と、
相対性理論の本などなど・・・。
小さいころから、時間について考えるのはとても好きなんだけど、
やっぱり不思議だ。
今、目にしているこのものも、認識している時には、
すでに過去の存在。
空に見える星なんかもっと何億年も過去のものを今、見ている。
時間はとまらないと言いながら、常に今しかなくて、
その今は常に過去になってる。
人間の時間は、宇宙からすれば一瞬でも、
もうすこし短命の存在からしたら、果てしないんだろうな。
明日は、明日にならなければ、
本当に来るのかわからない。
でも、明日が来るのは当たり前のように生きてるし、
いつか死ぬのは絶対わかっているのに、
生きることばかり考えて生きている。
江戸時代の人は、わりと死といものが身近だったせいか、
その日暮らしのお気楽な人もおおかったらしい。
生きていても、心が死んでからまた生まれ変わる人もいたり、
死んだら存在はないっていう科学と、
死んでも存在はあるっていう物語が存在するという必要性。
人間は、ただ生きて、ただ死ねない。
かなり面倒で、なかなかいとおしい存在だ。
と、とりとめのない思考を言葉に出してみたけど、
整理はつかなそうです。
たぶん、今夜も、おかしな夢を見るんだろう。
それが怖い夢じゃなくて、楽しい夢だといいな。
だいたいにおいて、くだらないことばかり
考えているのです。
