
この3年、
自分の小ささや狭さを実感している。
人のために動いていても、
自分がどこまで相手のためなのか
あとになって自分のことしか
考えてないのではと思う。
素直さが身に付いたけど、
自分の素直さに傷つく。
とても個人的で
限られた自分が
唯一、広がれる世界は
そんな自分が必死で書く
物語のなかだけで、
現実世界に
それを拡げられなければ
ただの妄想だ。
個体に存在価値があるとしたら、
集団を集団たらしめる構成の一部として
生きて、死んでいくことなのか?
誰かに認められたいなんて
狭い自分の幻想なのか?
ただ生きて、ただ死ねばいいと
わかっていても
それだけでは満足できない
この惨めな自分は何者なのか?
誤りに気づいても、
修正は難しい。
私はとても弱くて、
ふがいない。
閉じていく自分を止められない。
春は、
希望と絶望が混在する季節だ。
沈んでいく感覚を
見つめている。
暖かくなれば
流れも変わるのかもしれない。