24時間テレビ、いよいよ今週末、24日~25日放送です。
今回も、スペシャルドラマのシナリオ協力を本当に微力ながらさせて頂きました。
主演は嵐の大野さん、
プロデューサーは河野さん、
そして、脚本は橋部敦子さんです。
原作(「大空への旅立ちがんと闘いながらも夢見ていた未来」幸 和也・文芸社)は実話に基づく物語です。
若くして血液のがんになった青年が生死に向き合う話ですが、
それは“特別”なことではありません。
人間は誰もが生まれた瞬間から、
すべての人が(私も)、
死の宣告を受けており、
それでも生きています。
がんも、誰もがなりうる可能性のある病いの一つであり、
特殊なことではありません。
このドラマは、
一人の、どこにでもいるような青年が、
生まれて、人々に囲まれ、成長して、
その中で死を迎えるまで“生きていた”という
”ふつう”という奇跡と幸せを描いています。
当初、プロデューサーの河野さんからは、
「一人の普通の青年の生まれて生きて、死んでいく、その生涯を描きたい」
という思いを伺っていましたが、
完成した脚本を観てみると、
2時間ドラマという枠の中で、原作に忠実な作りの中で、その思いを織り込んだのだな、
という印象の作品になっていました。
放送は24日の夜21時ころになるそうです。
「死ぬこと」というより、
「この世に生まれてくる」ということを感じ取ってもらえたらいいな、
と私は思っています。
スタッフの方やキャストの方が、どんな作品を作り上げたのか、
私も楽しみにしています。
どんな人にも、生まれた日があり、
その瞬間を知っている誰かがいて、
いろんな思いに囲まれて、
いろんな感情と出会って、
生きてきた日々がある。
そのすべてが、今日という日の中にある。
今日の日はさようなら。また、会う日まで。
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