夏 | 作家 坂井あおのブログ

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小説・シナリオ(ドラマ、映画、CM)・写真詩集作家、坂井あおの日々浮かんでは記憶の海に消えゆく思いを気ままに綴るブログです。


脚本家・小説家・写真詩集家 坂井あおのブログ

夏は、植物たちも精一杯成長に力を注ぐ。


そのせいかどうか、夏には思いっきり何かをしないとという気分になる。


だから、夏の思い出は特別だ。



その特別な思い出を思い出すと、ちょっとぐっとくる。

なんか、もう絶対に戻れない季節にぐっとくる。



今年の夏は、どんな夏だろう?



外からは何もわからなくても、自分の中が大きく成長しているような、

そんな夏になるといいかな。




最近、江戸時代の人のことを調べていると、すごくうらやましく感じる。



江戸の町民は、身分制度もあって、上にのしあがるという気持ちがあまりない。

そのせいか、今の暮らしを充実させることを楽しんでいる。



仕事も家族がいれば月の半分くらいを働いていて、

独身なら3分の1くらいで生きていける。



季節を楽しむ風情とか、お金がなくてもけっこうアイディアがあったり、

近所の人が助けてくれるし、助けるから、なんとかなるっていう感じがあったり、

その日、贅沢ではなく、満足のいく程度に食べれれば、

明日のことは明日考えようみたいなおおらかさがある。



うらやましいな。


いつから、そういう日本じゃなくなったのかなあ。

やはり戦後かな。


身分制度の廃止?

身分制度はきっと嫌だなあ、って思っていたのかもしれないけど、それはそれでいい機能もあったのかな。


外国をうらやましがることもなく、(鎖国だしね)、お金持ちじゃなくても、人生を満喫しているように思う。


あ、でも、この前、現代でもそんな社会があるって知った。

パラオ。


パラオの人はみんなのんきらしい。

必要があるときしか働かないし、助け合いとかすごいあるけど、少ないお金で買った食材とかを、家族以外の人が勝手にもっていっても、助け合いだからと言って気にしていなかった。

困ったら、誰かに助けを求めて、お互いそんな感じ。


真面目に働くほど、みんなに持ってかれるっていう構図なのか?


その日、生きていければいいじゃないか。みんなで仲良く、助けあおうって感じだけど・・・

でも、なんかちょっと違う気もした。


いいのか、悪いのか・・・。



迷宮入りしてきたので、考えるのは、また今度。



今はコツコツ文章を書こう。