なかったものが、この世に増えて、
世界が変わる。
それはすごいこと。
不思議なこと。
面白いこと。
怖いこと。
世界に足し算されて、
世界はもう、それがある世界に順応していく。
でも、その世界は次第に当たり前になる。
その世界から引き算をして考える。
なかった世界が面白く見える。
たとえば携帯電話。
できた時のおもしろさ、
不思議さ、
怖さ。
でも、今となっては、
なかった時代っておもしろいって思う。
たとえばインターネット。
ひろがっていった頃の面白さ、
不思議さ、
怖さ。
でも、今となっては、
なかった時代ってどうしていたんだろうって思う。
そんないろいろが世界に足し算され、
引き算され、
[今」や「昔は」というラベルをはられる。
もっともっと遠い昔まで引き算すると、
そこには地平線と太陽とか、
すごく単純で美しい景色があったのかもしれない。
ここからもっと足し算を重ねたら・・・
もしかしたら、同じ景色が見えていたりして。
そんな中で、人と人の心は、
あっちへこっちへ振り回され、
ごっつんとぶつかりあって、
手を取り合って、
すれ違って、
揺られているのだろう。
そんな思いを、ブログという形で、
ネットで伝える、これが、今。