今回は一人で来るので不安がいっぱいだった神戸。
でも、たくさんの楽しい時間があり、あっという間だった。
朝は海の方を散歩して、昼に木皿泉さん脚本の舞台を見てきました。
本当は三軒茶屋で見ようかな、と思っていたけど、神戸まで見に来てよかった。
朝、このまちをさ迷って、新旧このまちの色々について感じて、考えてから見たことが、とてもよかったんだ。
いとおしいキャラの笑い満載ながらも、深く哀しい人間の生と死と、そのどちらでもない行方不明者たち、すべてがこのまちに存在している…まさに今朝、感じたことが描かれていた。
舞台が終わり、外は雷と雨。
木皿夫妻は、世界がどんなであろうとも、変わらすに自分たちの世界をみにまとい、そこにいた。
お二人に会えて嬉しかったけど、やはりどこか特別な世界に行ってきた気分になった。
三宮に戻ると雨が上がり、本当に違う世界から帰ってきた気分になった。
少し町に馴染み、現実にかえる。
夜はいつも良くして下さるお店でご飯をたべ、いつも良くして下さるホテルの方にお世話になり宿泊。
心のなかに暖かさを感じて、心からこのまちに寛ぐ。
ありがたいなぁ。
明日は大阪に移動します。
大阪も私にとって、大切なまち。
今日は、芸術の秋。
明日は、スポーツの秋。
明日は屋外なので、どうか、雨、ふらないでね。
とかに雷は。
不安だった一人旅。
たくさんの暖かさに触れ、帰りたくない気持ちになってきた。
思い出した。
私は見知らぬ町に滞在するのが好きだったんだ。
昔はよく、知らない町に一人で滞在したなぁ。
でも、たぶん、今は、帰る家を見つけたのだろう。
私の帰る場所を。
それと、もうひとつ思い出した。
私は遠くの町から手紙を出すのが好きだったんだ。
私の帰る場所に、手紙をだそう。
待っている人に。
そして、手紙より先に、帰るんだ。
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