今日は体が重たい。
昨日の疲れ?
でも、風邪ひいたみたい。
雨の中、歩いてたせいかも。
そして、曇りだし、心もどよ~ん。
最近、忘れていた、あの感覚が襲てきて、怖くなる。
時間が私を置いて行く、あの感覚。
取り残されていくのに、何もできない自分。
もがく気力もなく、ただ怯えてる感じ。
時間がものすごい速さで過ぎて行くことが怖い。
死を受け入れていないのだるうか?
いつかは、誰しもが死ぬって、頭ではわかっているし、
受け入れているつもりなのに、なんでこもう時間が怖いんだろう?
どうなれば怖くないんだろうか?
92歳のおばあちゃんが、体の調子が悪いことを話す時、
「もうじきにお迎えがくるんだべか」と行って爆笑するのは、
実は怖いからなのだるうか?
この前、実家でご飯の前に、必ずおばあちゃんが仏様のおじいちゃんに、
先にご飯をあげて、線香をつけて、拝むんだけど、
その言葉をたまたま聞いてしまった。
ぼそぼそ言っていたから、全部は聞いていないけど、
いろいろお願いした最後に「どうか、●●の行く先を見届けるまで、
もう少しだけ私をこの世にいさせてください」って言ったように聞こえた。
おばあちゃんは、お店もひとつしかないような、電車も走っていないし、
娯楽も近所でのおしゃべりくらいの漁村で一生を過ごしてきた人だけど、
きっと純真な心のまま、そこで育った少女のまま、年を取ったんだろって、
たまに感じる。
そんなおばあちゃんのお願いは、本当に仏様に届いているような気がする。
まっすぐな声だった。
92年生きてきた、あちこちがうまくいかなくなってきた体だけど、
その拝む姿に、私は、小さな少女がその辺で積んできたたんぽぽを仏様にお供えして、必死にお願いしているようにも見えたんだ。
本当に。
なんだか苦しい。
生きているとはなんだろう。
ああ、曇りの日って、ほんと、ダメだあ・・・。
低気圧に吸い込まれていく・・・。
やっぱり風邪ひいたのかな。
