好きな町は、いつも形を変えていく…。
生まれ育った家の前に広がっていた団地は、高さが倍のマンションに変わった。
建物のなかを大木が延びていた代官山の同潤会アパートも近代的でどこにでもありそうなビルに変わった。
大好きな井の頭公園の横にあった、猫がいるカフェも、いつの間にか閉店し、取り壊されるらしい…。
この場所も、いつか、懐かしく思い出したりするんだろうか。
私の記憶に残る町、店、もう戻れない場所たち。
仕方のないことだけど、たまにどうしようもなく、悲しくなる。
そこに、確かに、いたのにな。
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