呉下の凡愚の住処 -136ページ目

呉下の凡愚の住処

春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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李亜鵬版の《笑傲江湖》、9~12話までの感想です。
ちょっと本当に感想っぽい感想らしくなってきてしまって
時間がかかりそうなので、次回あたりから
楚漢伝奇を見始めるかもしれません……

ネタバレ注意でよろしくお願いします。

前から自覚はあるんですけど、私って感想が半端なく長いんですよね。
Twitterの140文字に収められる人は天才です。
もはや自分がいかに気持ち悪いかという自慢でしかないですけど、
私この前あった三國無双のキャラクター人気投票のコメント欄に
1098文字のコメント書いて投票したんです。
「よろしければコメントをお寄せください(任意)」
のレベルをはるかに超えてしまったけどコーエーさん読んでくれたかな……?
この1の要求に対して10を以って応える口うるさいところ、
あ~伍子胥に似たんだな~って感じでもはや気に入ってます。


今回、令狐冲が風清揚から“独孤九剣”を教わりますけど、
こんなんずるくありませんか!? いわゆるチートじゃないですか!!
うーん、心根が正しい若者だったから出会えた(トトロか何か?)と言えば
そうなのかもしれませんが、それにしても教わった剣技があまりに強すぎた。
このあたりまで見るまで気付いてなかったんですけど、
これ以前の令狐冲ってそんなに強くなかったんですね。
田伯光にも笑っちゃうほど勝てないし……
華山派の一番弟子って言うからもっと強いんだと思ってました。

令狐冲と風清揚
▲風清揚の出で立ちはいかにも武侠ものって感じで好き(笑)

ここから岳不羣無双が始まりますが許してください……
この四話間の岳不羣、まだギリギリ良い师父だったと思うし
ビジュアル的にも最高にカッコよかったと思います。
なんで自宫なんて……
って言うか去勢して初めて強くなれる剣法ってほんと何なんですか!!?!?

岳不羣と寧中則
▲この優雅な立ち姿……完全に君子……

岳不羣と岳霊珊
▲焦っていながらこの佇まい……冷静なんだなあ!!

岳不羣
▲こんなカッコいい制止見たことある!? 私はないです。
これを撮ろうとして手元が狂って「次の話」ボタンを押したくらい動揺しました。
ほんとカッコいいなあ~この後のすべてがもったいない……

岳不羣と華山派
▲なぜその華山派だけで満足できなかったんだ……

嵩山派って身なりが粗末(本当に失礼)ですよね。
嵩山派を見るとなぜかいつも“黄巾の乱”というワードが頭に浮かぶ……
泥臭いからかな……これほんと嵩山への風評被害だと思います。
私も故郷の武当派が悪役だったら相当悲しい思いをしていたはず。
あ、でもこの人↓は華山派の成不憂ですね。
もうさ~清潔感で負けてるじゃん!
もっとこう……カッコいい服を身につけてくれ……

成不憂
▲身なりの清潔さで負けてる……

あと私は岳霊珊がまったく好きじゃないし最後まで同情できません。
勝手に暴れて勝手に死んでいった野党のような女だと思う。
(言い過ぎ)(とは思っていない)

岳不羣と岳霊珊
▲観客もみんな岳霊珊が悪いって分かってるぞ!

岳不羣と華山派
▲こんな姿も美しい岳不羣……
寧中則との良き夫婦愛をずっと見ていたかった……

岳不羣
▲彼この時点で十分強かったと思うんです……

令狐冲无双
▲令狐冲はアホのように強くなりすぎた。
このよく分からない一撃で全敵の目を潰してましたからね……

师娘(寧中則)はとても優しいですね。
岳不羣・霊珊親子をはじめ、華山派たちがことごとく令狐冲に
つらく当たるようになっても、师娘は最後まで優しいんですよね……
私たぶん華山派全員が冷たくなってたら怒りで見てられなかったと思います。
また令狐冲もお人好しが過ぎると言うか、怒らないじゃないですか?
馬鹿野郎! お前そこは怒りで伝説の戦士になるところだろうが!!
って思うんです……怒りで限界突破するのはサイヤ人だけじゃないですからね。
楚人もたまに激しい怒りによって伝説の戦士に目覚めてますからね。
申公巫臣とか……

もし私が突然独孤九剑を身につけても、その強さで身を亡ぼすと言うか
普通に項羽のような人生を送って終わると思うんですよね。
一度も負けなかったのに殺しすぎて負けるっていう……
すごく心根の優しい令狐冲が天下無双の強さを身につけたから
この物語はおもしろいんでしょうね。私だったら華山派を根絶やしにしてたよ。

あ、あと桃谷六仙はめちゃくちゃ怖かったです。妖怪映画かと思った。
それから今更だけど田伯光!
彼は楚汉传奇の范增様で射雕英雄传の洪七公の孙海英さんですよね!
こんなお下品な役だったんだ?! ってびっくりしたけど(笑)、
令狐冲と打ち合ってるのめちゃくちゃカッコよかったです!


百度のあらすじがないと生きていけません。

第9集
林平之岳霊珊は二人で鍛錬、薪や木の実拾い、歌唱などをする時間が増え、
二人の感情は否が応でも高まっていく。
令狐冲と岳霊珊の仲を応援していた陸大有は不満気だった。

思過崖では、令狐冲は終日胡坐をかいて瞑想し、ぼんやりしていた。
ある日、令狐冲が鍛錬をしていると不意に思過崖内に洞窟を見つける。
中には髑髏や武器が飛散しており、令狐冲を驚かせた。
なんとここは魔教の十長老と五岳剣派の決戦があった場所で、
壁には十長老が制した各剣派の武功や奇怪な型式が刻まれており、
令狐冲は夢中で洞窟を探った。

その頃、陸柏華山派の“剣宗”伝達者の成不憂を探し出していた。
左冷禅は月明かりの下で喜び、剣舞をして武林に覇を唱える妄想に浸っていた。
華山派の“剣宗”伝達者の成不憂、封不平も嵩山の左冷禅に会いに来て、
岳不羣の除き方を話し合う。
“剣宗”は再び華山派を掌握するつもりで、五岳の併呑にも賛成の考えだ。

岳不羣寧中則は令狐冲に“紫霞神功”を伝授するため、武功の力試しをする。
寧中則との試合中、令狐冲は無意識に壁に描かれていた型式を使い、
“無双無対,寧氏一剣”とされる寧中則の剣を破ってしまう。
岳不羣と寧中則は不審に思い、令狐冲が“剣宗”の道に進んでいるのではと疑う。
岳不羣は“剣宗”の欠点について説教し、令狐冲や弟子たちを驚かせる。

ある日、田伯光が令狐冲に会いにやって来る。
田伯光は開封で事件をでっち上げ、岳不羣と寧中則を引き離したのだ。
岳不羣はこの機に乗じて左冷禅の動向を探るために華山を離れる。
令狐冲と田伯光の二人は楽しく酒を交わした。
令狐冲は田伯光に悪事をやめるよう薦めるが、田伯光は不戒和尚の頼みで
儀琳に会うよう令狐冲に言う。令狐冲の方は山を下らない構えだ。
やがて二人は剣を交え、何度も打ち合う。
令狐冲は負けるたびに洞窟に戻って武功の鍛錬をした。
そしてついに同門の先人・風清揚と出会い、稽古を受けることになる。

第10集
令狐冲風清揚からかつて洞窟で何があったかを教わると共に、
修行で“独孤九剣”を身につけ、ついに田伯光を破る。
ある日、六師弟の陸大有が令狐冲を呼びに来る。
嵩山衡山泰山の三派が華山を包囲しており、
“剣宗”が華山派掌門の地位を得るための手助けをしたいと言うのだ。
令狐冲は崖で過ごせという罰も破って山を下りる。
道中、“桃谷六仙”にまとわりつかれ、儀琳のもとへ連れて行かれそうになる。
しかしそれどころではない状況の令狐冲は、やっとの思いで6人から逃げ出す。

華山の正気堂では、岳不羣寧中則が恨みを晴らそうとしに来た
成不憂封不平と対峙しており、一触即発の状態であった。
駆け付けた令狐冲は封不平と一戦を交え、小手調べに“独孤九剣”を使う。
封不平は終始翻弄されて面目が潰れるが、
汚い手を使って令狐冲に重傷を負わせる。
そこに先の“桃谷六仙”が飛び込み、封不平をバラバラにしてから
令狐冲を連れ去り、どこかへ行ってしまう。成不憂と陸柏は形勢不利と見て撤退。
華山の弟子は山を駆け回って令狐冲を探し、
岳不羣は令狐冲が見せた武功にさらに疑念を抱く。

“桃谷六仙”は内功で令狐冲を治療する。
6人の真気が令狐冲の体内でぶつかり合い、命は救われる。
そして令狐冲は華山に戻されるのだった。

第11集
岳不羣“紫霞神功”令狐冲の命を救おうとするが、
華山の状況が思わしくなく、治療は後回しになった。
重傷を負った令狐冲はこの機会にと、林震南の遺言を林平之に伝える。

岳不羣は熟考のすえ下山を決める。
華山派の弟子全員を連れ、左冷禅と話し合いをしようというのだ。
岳霊珊は林平之が無意識に口にした
「“紫霞神功”が令狐冲を救える」という言葉を覚えていた。
次々と来る外からの知らせに、弟子たちはこの状況はすべて
林家の“辟邪剣譜”が引き起こしたものだ、と口々に言い合う。
それを耳にした林平之はとても不満に思い、ふさぎ込んでしまう。

華山の明かりは煌々と灯り、いかにも厳かな雰囲気だ。
華山派はみな出発し、あとには令狐冲とその面倒を見る陸大有だけが残される。
月明かりが二人を照らした。

岳霊珊は実父兼師父の規則に背き、“紫霞神功”を盗んで令狐冲に渡そうとする。
令狐冲は門規に背くのを嫌がり、“紫霞神功”は死んでも使わぬと言う。
それでも陸大有が音読しようとするので、令狐冲はやむを得ず
陸大有に点穴をして気絶させ、“紫霞神功”を彼の服に忍ばせる。
もつれながら一人で山を下りる令狐冲。偶然儀琳不戒和尚田伯光に出会い、
不戒和尚は強制的に内功で令狐冲の治療をする。
令狐冲の体内にはまた真気が注入され、真気が暴れ回ることになった。

華山の弟子は音もなく進んで行くが、潜んでいた成不憂が敵討ちに現れた。
岳不羣と生死をかけた争いを行うが成不憂では相手にならず、
岳不羣は“君子の風格”を見せて成不憂を逃がした。
岳不羣は岳霊珊が“紫霞神功”を盗んだことに気付いており、
急いで華山に戻った。

第12集
岳不羣華山令狐冲一行を見つけ、さらに陸大有が死んでいること、
“紫霞神功”の在りかが分からなくなっていることに気付いた。
令狐冲が目を離した隙のことだったので、令狐冲はひどく意気消沈する。

山中の小屋で、任盈盈の心は麻のごとく乱れていた。
12年前“葵花宝典”を手にした東方不敗は、任盈盈の父の任我行から
教主の位を奪ったが、部下を欺くために任盈盈は無事でいられたのだ。
それから任盈盈と魔教左使・向問天は任我行の行方を探していた。
しかし父親が見つかるよりも先に東方不敗が任盈盈に疑念を抱き、
戻って来るようにと言われてしまう。

陸大有の死と“紫霞神功”が失われたことは令狐冲にとって災難であり、
華山派たちからの誤解と不審感を招くことになってしまった。
令狐冲は華山派一行と共に薬王廟にたどり着くが、
黒ずくめの覆面集団に包囲されてしまう。
彼らもまた“辟邪剣譜”を探しに来た者たちのようだ。
令狐冲は暴れまわる真気のせいで起き上がれず、
華山の弟子たちが危難に遭うのをただ見ることしかできなかった。

寧中則労徳諾も覆面集団に押され、岳不羣は一人で奮戦することとなる。
折り悪く陸柏成不憂ら数十人も現れ、華山派は圧倒的に不利な状況に陥る。
令狐冲は力を振り絞って内功を回復させ、成不憂や覆面集団を退けるが、
とどめをさす前に力尽きてしまう。
令狐冲の武功ととどめをささなかった行為は岳不羣に強い不審を抱かせるが、
令狐冲も思過崖で武功を学んだことは口にしなかった。
一行は河南の境まで来てしまい、岳不羣は厳しい状況になったと感じるが、
林平之は皆を洛陽の外祖父のもとに招待しようと言う。