《無間道》とかを観た | 呉下の凡愚の住処

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ドニーさんの映画に入門しようとして、

誤って95年の主演ドラマ《精武門》に手を出し完走してしまいました。

全30話、完走までわずか一週間弱でした。

広東語まったく分からないので完全字幕頼みで大変だった。

全話あらすじ&感想はFilmarksに書きましたが、

自分が書いたものなのでここに転載してもいいかなとは考え中。


中華ものと言えば先日『インファナル・アフェア』(原題:《無間道》)

三部作も一気見しました。

私は中国語学習者の中ではわずか数%に属するであろう

「最も中華系作品を観ずに生きてきた人間」ですが、

それでも一作目は息を飲むおもしろさでした。

二作目は正直蛇足気味でファンサービス的作品かなと。

三作目も一作目に比べると凡作感があったけど陳道明補正で良作認定しました。

しかも陳道明は大陸の人の役なので北京語を話すのがまた良かった。


なんで急にこれを観る気になったのかというと

リメイク作の『ディパーテッド』を観たかったからなんですけど……

さすがに無間地獄の概念はなくなってましたが

ジャック・ニコルソンが非常に良かったです。


次はドニーさん主演の94年ドラマ《洪熙官》を観るか迷っている。

これ、一応日本でもダイジェスト版が出ているようで、Wikipediaには

日本語タイトルのハン・カーロとは中国大陸で使われる普通話読み。日本版DVDの音声は香港で話される広東語なのでセリフでは「ホン・ヘイクン」と呼ばれている。

って書いてあるけど中国大陸の読み方では

洪熙官はhong2 xi1 guan1ほんしーぐあんなんですよね……

つまりハンカーロは別の単語を広東語読みしたもので、カー=家じゃないか?

ロが分かりませんが……


北京語の“是”にあたる広東語の“係”ってハイって読むんですね。

みんなハイ!って返事するから何事かと思った。

これまでそれすら知らずに生きてきたことが申し訳ない。


でもやっぱり中華作品は自分の趣味にあまり合ってないかも。

あの魯迅の小説みたいな空気感がなんとも……

琅琊榜も陈情令も九龙城寨之围城も観てません。

まあ今のとこ自分が追いきれてるシリーズがMCUとSTARWARSという時点で

中華系とは水と油という気もする。


でもドニーさんは好きなのでがんばって少しずつ観ていこうと思います。

(観たいと思ったきっかけも『ジョン・ウィック コンセクエンス』なので

 結局洋画から……チアルートでしたね……)