【中国4日目 邯鄲】第8話 移動 | 呉下の凡愚の住処

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春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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邯鄲! 満喫しました!
藺相如の墓には行けたし!
武霊王の台の跡にある公園にも行けたし!
そこのお土産屋さんのおばさんに超絶推薦されて、
“邯鄲の夢”の舞台になった場所(なのか?)にも行きました。

昨日は腹が痛すぎて、しかも腹痛にもロキソニンが効くということを忘れてて、
痛すぎる腹を抱えての1日となりましたが……
夜になってからも藺相如と廉頗の和解の場所に向かい、
真っ暗だったけどデジカメのフラッシュのおかげで無事撮影に成功!

廉頗祠は開いてませんでしたが、予想してたよりもずっと小規模で、
傍らに人家もなく、月に数日しか開けていない場所
なのだろうなということが想像されました。
身も蓋もないことを言うと廉頗祠はおまけだったので大丈夫です。
場所も分かったし、次回は行きたいとおっしゃってくださる方と行きたいですね。

敬愛かつ心酔している藺相如の墓に行けて、
武霊王の台では趙の功臣の像をいっぱい見られて、
私の中の趙ファンの部分が大満足しました。昔は趙が好きでした!
今もこうして人物への情熱は続いてますし、
趙には平穏でいてほしいという思いがあります……(無理)

やり残したことはない……
邯鄲には他にも行きたい場所がありますが、
そこは今回最初から選択肢に入れてなくてあえて残してきました。
二回目に行こうと決めていたので今回は博物館もなし。
次回は行きます! 平原君の墓!!(笑)


今日は河北から河南・湖北を越えて湖南省は長沙へ……
4年半ぶり2回目です。何をしに行くわけでもなく中継地点ですが、
無理やり博物館に行く予定をぶち込みました。
まあ、湖南省博物館が宣言通り今年中に開館するのであれば
年始に改めて行こうとは思ってるんですけどね。
もう何年も改装延長してるのであまり期待してないです。(笑)
長沙に行くときは岳陽にも再訪します!

他にもいろいろ書けることはあるんですが、今は眠すぎて無理です。
おやすみなさい……


写真追記しました。
あとの記事でまた写真載せるのでちょっとですが……

◆藺相如墓

藺相如墓
▲田舎系の場所に唐突に現れましたが結構な面積でした!

藺相如墓
▲拜见蔺上卿~

藺相如墓
▲右下に敬虔なねこがいます

◆廉頗祠

廉頗祠
▲閉まってます。

廉頗祠
▲隙間からがんばったやつ。
月1程度しか開けてませんという気配がすごい。

◆叢台公園

武霊王の閲兵台です。公園自体は入場無料。
台と賢臣像のある建物に入るのに10元(約170円)だったかな?

叢台公園
▲市内にここまで武霊王をアピってくれた建物がある邯鄲、
本当にうらやましい……荊州にも作ってくれないかな……

叢台公園
▲私の撮り方がダメですが台から邯鄲市内を一望できます!

叢台公園
▲趙を代表する賢臣4人。
李牧、趙奢、藺相如、廉頗。趙の黄金時代……

叢台公園
▲趙建国の功臣3人。程嬰、公孫杵臼、韓厥。
趙氏孤児記念館(?)でもない場所でこの人たちを見られるのは
限りなくレアだと思います!!

叢台公園
▲刎頚之友。
周りにも4人の故事が描いてあるようなのですが
服が3人と違う藺相如の故事しか判別できません……

叢台公園
▲おなじみの碑林(古い石碑が林立してるとこ)もあり。
本当に広いんですこの公園……

◆黄粱夢呂仙祠

「邯鄲の夢」の舞台です。
ご存じない方は、短い記事なのでこちら↓をご覧ください!
邯鄲の枕 - Wikipedia


黄粱夢呂仙祠
▲邯鄲から市内バスで来られる近さです。

黄粱夢呂仙祠
▲寝てる像が盧生。「像に触ると病気が治る」
って書いてあったのでとりあえず触っておきました。

黄粱夢呂仙祠
▲寝てる間に見た夢が描かれてます。いい絵です。

黄粱夢呂仙祠
▲馬に乗ったり富貴に至ったりしてます

黄粱夢呂仙祠
▲最期は惜しまれつつ死んでしまいました……夢だけど……

黄粱夢呂仙祠
▲この瓢箪、おみやげでも売ってました。
よく分からないけどいかにも老荘って感じ!(笑)
“认真”はまじめ、“糊涂”はでたらめとか愚かって意味ですが
私の場合糊涂→糊涂→糊涂→糊涂なのでこの図が理解できません……