
私はある
派!
安徽省の出身者
これだね……。
ここでまず安徽省の大きさを見てみましょう。
でかい……
安徽省の省都は合肥です。
三国志の安徽出身人物
を並べても意味が分からないので地図にしました。
※画像クリックで拡大できます
一覧
曹操 沛国譙(今の亳州市)
曹丕 沛国譙(今の亳州市)
夏侯惇 沛国譙(今の亳州市)
曹仁 沛国譙(今の亳州市)
曹洪 沛国譙(今の亳州市)
劉曄 淮南郡成徳(今の寿県南)
劉馥 沛国相(今の濉渓県)
倉慈 淮南郡(今の寿県)
曹植 沛国譙(今の亳州市)
華佗 沛国譙(今の亳州市)
薛綜 沛郡竹邑(今の濉溪県)
周瑜 廬江郡舒県(今の廬江県西南)
魯粛 臨淮郡東城(今の定遠県)
呂蒙 汝南郡富陂(今の阜南県東南)
周泰 九江郡下蔡(今の鳳台県)
蒋欽 九江郡寿春(今の寿県)
王蕃 廬江郡(今の潜山県 と潜山県人民政府のサイトに書いてある)
楼玄 沛郡蘄(今の宿州市東南)
とても疲れました。こんなことを言いたかったんじゃないのに……!!
現在の合肥から廬江までは車で80分ぐらいです。
そう考えると安徽省は本当にとても広いね……
ネタ元は中国の某観光地に置いてあった地図ですが
間違いが多く訂正に莫大な時間を費やしました。
最初はこの一覧に胡綜と丁奉も入ってて……
でも二人の出身は現在の河南省らしくて……
孫呉の人員を水増ししようという努力はすばらしいね。
(本当に)いないと思いますが地図を使いたい方はご自由にどうぞ!
使用先で王蕃とか楼玄の名前が削られてないか確認したいので
リンクはってくれるとうれしいです!!(笑)
っていうのは前置きなんですよ……
伍子胥も安徽省の出身なの?
っていうのが本題なんですよ……!!!
しかし情報が錯綜していてどれが本当か分かりません。
日本のWikipedia→楚の乾溪(今の安徽省亳州市利辛県)
中文Wiki→楚の椒邑(今の湖北省監利県黄歇口鎮伍場村)
百度百科→楚の椒邑(湖北省監利県黄歇口鎮、または安徽省全椒県)
互动百科→楚の椒(安徽阜南県焦陂鎮)
伍子胥墓(百度)→湖北省襄陽市老河口市付家寨鎮
その他→湖北省監利県伍場郷伍場村、湖北省襄樊市谷城冷集区沈湾
どこが本当なんだ……
亳州市の中文Wikiには伍子胥の名前がないのでここは違うと思います。
乾溪の出身だなんてどこに書いてあるんだろう?
湖北省荊州区監利県 と 湖北省襄陽市老河口市だけが
伍子胥はうちから出ましたって言ってるんですよね。
歴史学的には別の場所が出身地だったとしても、
現地人が認めてくれないと銅像とか墓が立たないからなあ……
どっちも安徽省じゃないじゃないか!
なんだ結局湖北省か……まあ湖北か河南ですよね……
これさあ……
伍子胥が安徽の出身だったら
「だいたいみんな安徽省の出身ですね」ってことで丸くおさまったのに……
ほかに好きなのは居巣(安徽省巣湖市)出身の范増ぐらいかなあ……
どうでもいいけど“椒邑”ってごはんが辛そうですね。
共通点をおとなしく「湖北省ゆかりの人」にしておけば
こんな地図を書かずに済んだんだなあと思いました。
でも湖北省なんてベタすぎるから……
安徽省をダシに使わせていただきました……