行ってきた | 呉下の凡愚の住処

呉下の凡愚の住処

春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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おい誰だ墓と石碑しかないなんてレビューを書いたやつは!!
他にもあるから!! いろいろあったから!!!

14時半開門の周瑜墓園(今は“園”になったらしい)に
14時40分に着いてもまだ閉まっていて、
隣のカラオケの人に「周瑜墓はいつ開くのかね? まだ人がおらんよ?」
と聞きに行ってしまった。
「そのうち来るよ、時間はいっぱいあるからゆっくり待ちなよ」と言われ……
周瑜墓の門の前で待つこと10分、やっと受付の方が外から帰っていらっしゃった。

中に入るのはタダでした……名前を書けばOKでした……
タダ=仕事ほとんどない
のに昼休みこんなに長いのかよ! と思ったのですが……
11時半から14時半まで休みだからね……

でもここの受付の方、めちゃめちゃいい人だったんですよ!
名前を書いて日本人だって言ったら
「横浜から来たの? あなた日本の周瑜ファンね!!」と言われて
入口の蘇東坡の詩について力強く説明してくれたほか、
「中国には他にも周瑜墓があるけど(←そしてすべてを列挙してくれた)
 ここが本当の周瑜墓なんだから!」
と誇らしげでした。

周瑜さまメモリアルレリーフ(正史版)が十枚はあったし……
ぜんぶ撮影してきましたし……
説明文が史上最強に周瑜さま爆ageで、読んでる途中で悶え苦しみましたし……
誰だよほんと何もないとか言ったやつは……

ぜんぶ見終わって入口に戻ったらまた受付の方がお話ししてくれたので、
メモリアルレリーフがめちゃめちゃよかったっすよ! と言ったら
「ここの説明はぜんぶ『三国志』から取ってて演義じゃないの!
 演義は諸葛亮をageて周瑜をsageてるから。あの中の周瑜は間違ってるから。
 ここの周瑜は『三国志』の周瑜なの!!」
とおっしゃってました。
もうね……本当にいい人すぎて……なんなんだ……
演義が間違ってるって話す中国人初めて見ましたよ……

あなたも周瑜が好きなんですね、って言ったら
とてもうれしそうに好きなところを語ってくれて、
「彼は古代中国における“完美”で優秀な人物だわ」っておっしゃってました。
完美って「完璧、非の打ちどころがない」って意味なんですよ……
もうね(二回目)、ここまで周瑜さまを好きな人が
周瑜さまのお墓の受付をしておられるというのは……泣けてくるよね……

「奥さんもすごく美人だし! 小喬ね」って話してたけど、
たぶんあなたが小喬本人なんじゃないか……
小喬が周瑜さまのお墓の管理をしてたという民間伝承があるようだし……
彼女の前世か来世は小喬ですね、間違いない。

気が付いたら1時間も滞在してしまっていた……
まあ見るとこいっぱいあったし(主にメモリアルレリーフ)
受付の方とも10分は話していたし……
周瑜さまもこんなすばらしい方にお墓を見守られてきっとお喜びでしょう!!
いいね!! 最高だね!!
本当に墓と石碑しかないのを覚悟で、それでも行きたいと思って行ったから
期待の1000倍以上の内容でした。


私は中国には正史の周瑜さまに関する史跡はないと思っていました。
赤壁ですらえらいことになってるからね。
「期待して赤壁まで来た周瑜ファンはどうすればいいんだよ!!」
って思いますからね……赤壁の周瑜コンテンツは本当に完全に演義だから……
私も赤壁で心に大きなダメージを負いましたし……

でも周瑜さまのお墓は正史仕様のすばらしい場所だったんですね……
救われますよね……
演義は演義でもう割り切るしかないんですけど、
やっぱり本当の姿が認知すらされてないって悔しいじゃないですか???
だからこんなに正史の周瑜さまが大事にされてる場所があることを
この目で確認できて本当にうれしいです!!!
ありがとう! 海外のファンを温かく受け入れてくれてありがとう!!!

ぜひまた行きたいし、きっと来るだろうなと思いました。
私は“一定再来”を必ず守るやつですから……
これで安心して帰国できるね……
感動で書いてる間に何回か涙目になりました。
幸せだぬあ……