楚漢伝奇 第24話 | 呉下の凡愚の住処

呉下の凡愚の住処

春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
詳細は「プロフィール情報を詳しくみる」をご覧ください。

先日時間切れで2回に分けて見たら異常に時間がかかった……
単語の発音コツコツ調べてるとかなり時間がかかりますね。
でも語学は積み重ねが大事だから勉強あるのみ!
※画像ネタバレ注意!



第二十四集 項梁軍に合流す

・劉季は項羽に兵を貸してもらうための交渉中。
 まともに取り合ってもらえない劉季がクセ(?)で床に座ってしまったところ

呉下の凡愚の住処-項羽
▲項羽「そこお前が座っていいとこなの?」

 (直訳だと「ここはあなたが座るべき場所ですか?」か。
  さらに意訳すると「お前の座る場所じゃない」となると思う)
 覇王すごい偉そうですねさすが覇王

 しかし劉季に
 「俺たちはどこの人間だ? 俺たちは楚人だろ! 魏につくなんて無理!」

呉下の凡愚の住処-項羽

 と言われると(雍歯は魏人といっしょに裏切ったので……)
 あっさり兵を出すことに。
 その言葉はずるいだろ! 私も兵貸しちゃうよ!(……)

 でも「5000の兵を8000にして返せ」って言うんですよ~やだ覇王怖い!
 劉季の部下がだいたい3000人なので、
 終わったら項羽軍の麾下に入れってことだったみたいです。
 しかも「いややっぱり2000は? 800は?」とどんどん減らしていく覇王……
 もういっそ項羽が一人で援軍に行けばいいんじゃないかな?
 3分で終わるだろ。いい運動になるし。

・結局800人ということになったようです。
 項羽ケチだな覇王のくせにケチだ。

 “打不赢”って「戦っても勝てない」って文法(可能補語)ですが難しいですね。

呉下の凡愚の住処-劉邦

 聞けば分かるけど自分では思いつかない。
 ていうか可能補語は来得及とか买不起とか吃不了ぐらいしか使えない……

自分の部下をすべて劉邦にあげるという張良。
 さすが来世で財産の半分を周瑜に渡す男なだけありますね!!

呉下の凡愚の住処-張良

 私この張良さんの姿からいろいろなことが思い出されて
 新三のフラッシュバックが激しすぎてつらいです(本音)

・所変わって咸陽。
 章邯が体に4箇所も傷を負って危ないそうです。
 しかも周りはみんな趙高の部下だから勝っても負けても危険だとか。
 周りが趙高の部下というのは確かにやばいけど
 周泰は12箇所も傷を負ったらしいから章邯も大丈夫だ加油! <スパルタ

 章邯将軍の無実の罪は既に数十条になってるらしい。

呉下の凡愚の住処-晨曦公主

 趙高怖いな……増え方がヤミ金の利息みたい……
 胡亥にも悪徳商法で迫ってたしこの手のやり方うまいですね趙高様……

・公主は「章邯は勝っても生きて帰れないかもしれない」と聞いて
 ショックで倒れてしまいます。

呉下の凡愚の住処-晨曦公主

 この話中国で見た! このときから趙高の存在感ヤバイと思ってた!(笑)
 
 お医者さん曰く

呉下の凡愚の住処-張林

 「文武百官は(趙高によって)斬首、車裂き、凌遅などの刑に処され……」
 ということですが(“凿颠”って斬首よね?
  字をそのまま解釈すると顔を削る刑になるけどやめてほしい……)、
 この時代に凌遅刑ってあったのかな?
 まあ史書に残ってなくても趙高ならやってたかもね……

 とにかく章邯は負けたら戦死だし、勝っても酷い方法で処刑される
 というどうしようもない状況に立たされているらしいです。
 公主とお医者さんがんばって!!!

・また劉邦。
 「兵の準備ができた」と言われて行ってみると
 鍾離眜が5000人を率いてやって来てました。
 鍾離眜イケメンすぎだろ常識的に考えて <毎回言ってる

呉下の凡愚の住処-鍾離眜

 800人しか出さないんじゃなかったのか?
 項羽がいい男なのか脚本がアレなのか判断がつかない……

呉下の凡愚の住処-むさい
▲男たちの“谢项将军”

・で、沛県。
 頼みにしていた魏人の部下たちは項羽軍が来たと聞くや
 門から逃げていってしまった
そうです。まあ逃げるよね。
 門から追いかける雍歯。

 が、そこで審食其が! 雍歯を刺したー!!

呉下の凡愚の住処-雍歯

 雍歯かわいそうとか思ってしまう私は
 終わっていますね!

呉下の凡愚の住処-劉季たち
▲これ中国で見て切なかったことを思い出す……

呉下の凡愚の住処-劉邦と張良
▲張良美しすぎるし劉邦より背が高いとか
斬新だがそこがいい!


・所変わりまして、この色とりどりのお花の足湯におみ足を浸しているのは

呉下の凡愚の住処-足湯

呉下の凡愚の住処-趙高

 趙高様です

呉下の凡愚の住処-趙高と崇信
▲おみ足マッサージ中

 楚漢伝奇が趙丞相のエステ番組(ステマ?)に……

・晨曦公主の医者(張林)が
 「打倒趙高に使えるのは崇信だけだ」と公主に告げます。
 公主の周りの女官にも趙高のスパイがいるので
 2人は今後、趙高を“牛黄”、崇信を“冰片”と呼ぶことにしました。
 どっちも薬の名前らしい。

・沛県では雍歯が処刑されそうになっています(当たり前だが)。

呉下の凡愚の住処-劉季たち

 斬首はやめてくれと頼むかつての寡婦。雍歯と再婚したらしいです。
 雍歯奥さんもらえてよかったな! <着眼点が異常

 でも劉邦は雍歯とのこれまでのよしみを思って
 死罪はやめて追放にしてあげるらしいです。

呉下の凡愚の住処-雍歯
雍歯「劉季! 俺を殺さなかったな!
  殺さなかったこと必ず後悔するぞ!」

 そして雍歯は奥さんと去って行きました……
 うん、いい笑顔だね……!! <着眼点が異常

・劉邦は張良のことを“子房兄”と呼んでます(張良→劉邦は“沛公”)。
 “子房兄”って綺麗に発音するのめちゃめちゃ難しいんですが……

呉下の凡愚の住処-子房兄

 房から兄に接続するのが本当に難しい。
 これを淀みなく発音できる陳道明はさすが中国人だなと思います。 <謎

・一人で沛県の役所を歩いて
 沛公になったときのことを回想する劉季が切ない……
 なぜか涙出てきた……(異常)

呉下の凡愚の住処-劉邦

 私は大陸でこの話を見て陳道明の劉邦本人っぷりにやられました。

・項梁と談笑する劉邦を見た范増様の顔が……

呉下の凡愚の住処-范増

 すごいイヤそう……(笑)
 
 項梁は張良を楚軍の軍師にしたいんですって。
 いや確かに私も霍青張良だったら軍師にしたい(本音)けど
 范増おるからええやん!! 太公望様だって老人だっただろ!!!


次回(楚漢伝奇 第25話)
未見

前回(楚漢伝奇 第23話)
http://ameblo.jp/ancyon/entry-11566280554.html

主な登場人物:
劉邦、項羽、張良、晨曦公主、張林、夏侯嬰、樊噲、鍾離眜、審食其、雍歯、
劉太公、呂雉、周勃、趙高、崇信、蕭何、周勃、項梁、范増
セリフなし→呂太公、曹参、盧綰

趁 chèn:〔介詞〕…を利用して。…に乗じて。…のうちに。
蝇头小利 yíng tóu xiǎo lì:喩指微小的利益。也作“蝇头微利”。
溃烂 kuì làn:<医>潰爛する。崩れただれる。
阻挠 zǔ náo:邪魔する。妨害する。阻む。
烛花 zhú huā:灯芯の燃えさしの先にできたかたまり。丁子頭。
瓜葛 guā gé:ウリやクズが物にからまる。<喩>縁故。つながり。
 <広く>かかわり合い。ひっかかり。
心肠 xīn cháng:心。心根。気性。気立て。
好生 hǎo shēng:〔副詞〕<方>よく。ちゃんと。
腌臜 ā za:<方>汚い。不潔である。→共通語では“肮脏 āng・zāng”という。
淤滞 yū zhì:<中医>経路や血管が詰まって滞る。
脉象 mài xiàng:<中医>脈拍の遅速・強弱・深浅などの状態。
 →代表的なものには“浮 fú”“沉 chén”“迟 ch픓数 shuò”などがある。
生津 shēng jīn:<中医>体液の分泌を促進する。
恹恹 yān yān:<書>病み衰えたさま。気疲れしたさま。
茧 jiǎn:(手足にできる)たこ。→“趼 jiǎn”とも。
牛黄 niú huáng:<中薬>牛黄。ウシの胆嚢または胆管中の結石。
 貴重薬の一つで、強心・鎮静・解熱・解毒などに用いる。
冰片 bīng piàn:<中薬>竜脳香。竜脳香樹の樹脂を蒸留して作った結晶体。
 咳止めや消炎剤などに用いる。
滋扰 zī rǎo:面倒を起こす。邪魔をする。