二胡持ち帰り備忘録・巻三 | 呉下の凡愚の住処

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春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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前回 決めたとおり上海で手続きしてきました。

在上海日本国総領事館 二胡を日本へ持ち帰るには?(2012改定版)
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/procedure/new120502-j.html

このサイト↑の書き方では目的地にたどり着けるのかかなり不安です。
なので百度地图でだいたいの場所を確認してから行きました。
実は百度地图にも瀕危弁の場所は載ってないので、住所でなんとなく確認。

呉下の凡愚の住処-国家瀕危物種進出口管理弁公室
▲拡大できます。青いが瀕危弁。

航津路の1番出口から降りて、美盛路で曲がりまっすぐ進みます。
 →美盛路の曲がり角には看板があるので間違えることは少ないかと……
富特北路という大きな道路に出たら右折。

この航津路という駅ですが、上海の中心部からかなり離れたところにあります。
出発地にもよるでしょうが、だいたい1時間ぐらい見ておいたほうがよいかと。
なぜなら地下鉄6号線の終点まで行く電車は二本に一本(?)しか来ないので、
途中で降ろされ次の電車を待つことになる可能性があるため。
上海は都会とは言え、この駅では電車が10分に一本程度しか来ません。
つまり往復2時間程度かかります。

駅の周りには特に何もなさそうだったので、
ウッカリ昼休み中に行ってしまうと大ダメージだと思います。
時間はよく確認して行きましょう!

申請時間:月曜~金曜 9:00~11:30 13:30~17:00 です!

富特北路に沿って歩いて行くと堂々と名前が書いてある建物がありました。

呉下の凡愚の住処-上海瀕危弁

分かりやすくてよかった!!
ちなみに富特北路に出ても瀕危弁への看板は特にありませんでした。

そして受付に「二胡を海外に持ち出したいんですけど~」と言えばOK。
中国語が苦手でも「二胡……」と言うだけでOKだと思います。
すると輸出許可証申請表を渡されるのでその場で書きます。
受付に記入見本があるので安心です。

結局、手続きで必要だったものは

1.パスポート
2.二胡収蔵表
3.二胡を買ったときの領収書
4.200元


だけでした。
最初は1~3のコピーを見せたんですが、
「コピーはここでするから持って来られても意味ないよ、原本出して」
と言われました。
二胡本体は必要ありませんでした!
遠方から来たから見逃してもらった、とかいう雰囲気でもなく
最初から必要なさそうでした。よかった!!!

手続きには3日かかります。
輸出許可証(CITES)は行政許可申請受理通知書と交換で貰えるので、
3日後に再度受け取りに行きましょう!
これ、「手続きした本人じゃないと受け取れない」ってことらしいのですが、
私が行ったときは特に本人確認もされず、
代理で別の人に来てもらっても受け取れるんじゃ? という雰囲気でした。
受付にいたのが同じ人だったからかもしれませんが……
※確認はしていません。

そして無事に二胡輸出許可証(CITES)を
手に入れました!!

これで二胡没収の危機は免れたな!

空港でもまだちょいちょいやることがあるようです。
二胡は無事に日本にたどり着けるのでしょうか。
家に着くまでが遠足ですからね! がんばろう!!
次回、備忘録完結……できるといいな~。