靴は犠牲になったのだ…… | 呉下の凡愚の住処

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春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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実は北京滞在中に靴が壊れて大変なことになってました。
一度パテックスで修復を試みましたが直らず……

「ボンド」を中国語で何と言うのか(辞書には“黏合剂”と書いてあった)
調べて練習してから買いに行ったのに

呉下の凡愚の住処-百得

図が分かりやすすぎて聞く必要がなかった。

私は靴が壊れるといつもボンドで寿命を延ばしているので
今回もいけるかなあと思ったのですが、ダメでした。

呉下の凡愚の住処-鞋子坏了
▲こりゃ歩けないだろ常識的に考えて

右足の裏がこうなってると、
荷物検査で荷物をベルトコンベアに乗せる場面で
トランクを蹴り上げられなくて
非常に困りました。(超具体的なポイント)
安全検査するに越したことはない……とは思いますけど
あの検査って引っかかる人いるんですかね?
荷物が多いときは本当につらいです。

百度地图でもなかなかいい感じの靴屋がヒットしなかったのですが
上海で暮らしていた朋友様のお力を借り
人民広場の地下で靴屋さんを見つけることに成功しました。
なかなか好看な靴でしたが99元(約1400円)でした、本当に助かった……


ちなみに壊れた靴は夜市で55元(約800円)だったのですが、
安いから壊れたのではなく
明らかに靴を短期間で酷使しすぎたのが原因だと思います。

武当山では凍結した道を上り下りさせられ
北京の寒さの下、長城や故宮を疾走させられ
月末からほとんど靴を脱ぐ時間もなかった中、
あの靴はとてもよくがんばってくれたと思います。
ただのブーツなのに武当山を乗り越えたことは心から尊敬している。
壊れたのはきっと昇仙したからでしょう……
何キロ歩いてもぜんぜん疲れませんでした。いい靴でした。


鎮江でも登山の予定です。このままだと馬謖になりそうです。
水路を断たれないように、かつ山頂に布陣しないように気をつけます。