語学学習備忘録 | 呉下の凡愚の住処

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春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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とりとめのない自己満足な雑記ですが、
あとで見返して「こんなこと書いたなー自分m9(^Д^)」
恥ずかしがって悶え苦しむために、書き記しておきます。

先週からNHKラジオ講座『まいにち中国語』の新学期が始まりました。
(私はストリーミング組なので常に一週遅れなのです)
正直に告白すると、これまで二期、講座を聞いてきた中で
学習をサボった回数は数え切れません。
 ↑自省の意味で赤字にしておきました
ただ放送を聞けばいいだけなのに……
一回サボると、誰も見てないのに後ろめたくなって、
その週はついぞ聞かずに終わってしまうことも……。
今期はこんなことはやめたいです。やめます。やめるんだよ!!

というわけで、入門編の第一課から聞き始めました。
四声や母音・子音の勉強からです。
私は一年間発音練習のみを続けてきながら、
いまだに簡単な単語の声調が覚えられていないので
発声練習もスルーすることの許されない大事なポイントです。


これまで、「●という音は口を○○の形に開けて舌は××につけて~」
という説明の意味がまったく分からなかったのですが、
学習を始めてから1年経って、ようやく発声方法の説明が理解できました。

たとえば“d”という子音の説明。
テキストには
「舌先を上の歯の裏につけてスタート。息が出ないように抑えて「タ」。」
と書いてあります。
発音できる方からすれば「確かにそうだよね……」と思われそうですが、
半年前の自分はこの説明を見ても意味が分からなかったと思います。

しかし今は分かります!
“d”のつく単語を自分で発音してみると、
確かに舌先を上の歯と歯ぐきの間ぐらいのところにつけてスタートし、
発音し終えたあとには舌がどこにもついていない状態になっていました。
(ちなみにdのつく単語とは言うまでもないと思いますが「大都督」です)

“d”が無気音である、という意識は特にしていません。
日ごろ日本語でも、息を強く吐きながら発声している音はないので。
逆に有気音の場合は意識して発音しています。

実際に単語を(ドラマや映画で)聞いて、自分で話してみて、
初めて発音のメカニズムを理解できるようになるのだなあ、と実感しました。
やはりテキストに向かっているだけでは定着しませんね、
語学は「実践」が非常に大事なのですね……
だって極論を言えば、
「日本語で書かれた外国語のテキストを読むだけ」
ならば何語のものでもできますものね。


今期は新しい学習法を取り入れようと思っているのですが、
今ここで宣言するとやるやる詐欺になりそうなので、
しっかり続いたあかつきにはご報告します。上達させるぞ!