最強武将伝 三国演義 第4話 | 呉下の凡愚の住処

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さいきょうぶしょうでん第四話見ました~。

4話目邦題『悲しき策略』です。
100%ネタバレですがよろしければどうぞ。


今回は……すごかったです。
どこからツッコめばいいのか分からない超展開の数々(笑)


おたく的視点からしていちばんツッコみたいのは
作画崩壊がひどかった、ってことです。左右の目の大きさが違うというね。
貂蝉ちゃんですら左目が腫れぼったいという始末(笑)
某所では杯のデザインが出てくるたびに違うという指摘もなされていたり。
そして襲い来る棒よm【自主規制】の嵐!


いやあ、でも、笑いどころ満載で楽しませていただきました。
たぶんこれまでの話の中でいちばん笑ったんじゃないかな?



【Aパート】


まずは董卓が投降者を処刑するシーンから。
「我々は投降したんですよ! 助けてください! うわああ――――!!!」
という悲痛な叫びが木霊する。
間違いなく朝9時半に放送する内容ではない(笑)


でもでも、このシーンって実際の『演義』だと投降者を斬り刻んでお鍋で煮て、
それをお皿に盛って(いわゆる羹?)百官に配るっていう、
董卓の暴虐ぶりを示すあの有名なシーンに相当するんですかね?

アニメだと「手足を斬り落として目玉を抉り出せ!」って言ってたんで、
さすがにお料理にはしてないですね。倫理的な事情でしょうか。


ここで衝撃の事実が!! このアニメでは、

李粛と張温は義理の兄弟だったらしい……(しかも張温のほうが
張温、投降者処刑のノリでそのまま殺されてたし……
がんばって52話にまとめるために、演義を都合よく編集してあるなあ(笑)


正史では張温といえば孫堅さまですよねー。
「張公が俺の意見に従っていれば、朝廷はこんな目に遭わずに済んだのだ……」
っていう名ゼリフが孫破虜伝の注に引く『江表伝』に載ってます。
反董卓連合が結成される前から、董卓を討つように進言してたんですね。

そんなこともあって、個人的には張温と聞くと孫堅が出てきます。

あと呉郡の張温。呉好きさんにとっては張温といえばこの人かも。


なのにあのアニメったら孫堅が死んだことすら伝えてなかったな!(笑)
孫文台は行方不明になったまま最強武将伝から姿を消したようです。


本編の感想に戻りまして……
まさかの李粛大活躍!! なんとこのアニメでは、
李粛が連環の計を考案して王允に伝えます! そして、猛反対する王允!
感想ブログさんとか覗いてみてもあまり動揺してる人がいないんですが、
李粛が連環の計を考えるルートって結構メジャーなんでしょうか……
私は初めて遭遇したので驚嘆を禁じ得ませんでした^^;


あれですね、こまけえこたあ置いといて、
王允は相変わらずカッコよかったー!!!
今回、ほぼ王允と貂蝉の出番だけで話が終わってますからね(笑)
この回を永久保存したい……王允ー!


貂蝉ちゃんが自分を王允邸にある梨の花にたとえてうんぬんかんぬん、
っていうオリジナル場面があったんですが(てきとう説明)、
自らを花に重ねるのは中国っぽくていい感じだとおもいました。
今回はシナリオが全体的にすごく丁寧。



【Bパート】


呂布と貂蝉ちゃんのご対面シーン。ここは原作通りか。
呂布が貂蝉に一目惚れして、浮かれすぎちゃっててかわいい!
初めて女を見たかのようなデレデレっぷり(笑)
それに比べて王允と貂蝉の表情のなんと悲痛なことか……
王允サイドの哀しみもよく分かるし、呂布の浮かれっぷりは見ててかわいくて、
なんかもう辛いですね。すれ違いがつらい。


演義では、貂蝉とのひとときは呂布にとって
最も幸せな時間だったのではないかと考えてしまうのですよね。
これからの呂布をおもうと、なんかほんとかわいそうだ……


そしてここで曹嵩殺されたー!(閑話休題的なタイミング)
泣きながら頭を抱える曹操。きっと持病の頭痛が起こってしまったのでしょう。
そして……そして曹操の傍らにいるお前……郭嘉! 郭嘉なのかい!?
初登場時から既に顔が土気色なんだけど大丈夫なのか……?
暗所にいるからってことを差し引いても顔色が悪いとおもう。
私郭嘉だいすきなのにな……なんか今回顔色もだけど顔長かったし……
次回からは作画が直っていることに期待。


とにかく、呂布がイキイキしすぎてて見るのが辛い……
この純粋に喜んでる呂布と、複雑な想いを抱えている貂蝉の
一生すれ違い続ける両者の感情が悲しすぎる。
だから、貂蝉が呂布のことを愛している作品を見ると嬉しくなります。よ。



【頼むからこれだけは言わせてほしい】


呂布が貂蝉の奏でる琴を聴いてる場面で、
「貂蝉が天女のように空から舞い降り、桃(?)の花に唇で触れる。
 花びらが舞って貂蝉の美しさを際立たせ……」

っていう、呂布の脳内のイメージ映像(たぶん)が流れたんですが。
ここは爆笑を禁じ得なかった。呂布の脳内センスに感動しました。
呂布ってすごく乙女なんですね。間違いなく乙女ですね。


確かに貂蝉ちゃんは天女のようにかわいい。惚れるのも分かる。
しかしあのシーンを見てしまうと、呂布も同様にかわいく見えてしまいますよ!
天下無双の豪傑が小動物のようにかわいく見える。
もういっそ王允・貂蝉・呂布の3人でお送りするスピンオフ作品作ってほしい。



***



てわけで、今回はこれで一話終わったのでした(笑)
このアニメ、盤河の戦いやらないんですね!
人気の高い趙雲殿のデビュー戦なのに、やらないのはちょっとびっくり。
盤河の戦いという大きいイベントを入れないで、
あえて連環の計にまるまる1話使ったんですね~。


趙雲殿人気はむしろ日本のほうが高いのかもしれないです。
人気投票でも1位になってることが多いですし。
中国では、趙雲殿は老将のイメージのが強いって言いますしね。


制作サイドがどこに力を入れたいのか、ってのが垣間見えた気が。
中央電視台『三国演義』でも、男は主要人物ですら役者がかぶってるのに、
女はメイクもばっちりで髪の毛も盛ってるし衣装も綺麗だったんですよね。
貂蝉と小喬もそれぞれメイクの雰囲気が違ったし、
祝融は気の強そうなカッコいい女の人だったし……
やっぱりどこの国もキレイな女子には弱いんですね!(……)
「英雄色を好む」と言いますからなー女は大事ですよね(笑)


三国演義が毎週あると、他の曜日に違う時代の本読んでても

日曜日には必ず思考が三国志に戻ってくるので、いいですね。

ちなみに、わたし今はこのアニメをとても高く評価していますが

赤壁から急に反旗を翻す可能性を否定できませんのでご了承ください(笑)



追記:
追記です! 一個ツッコミ忘れてました。
今回大活躍だった、李粛についてなんですが……


大事な弟・張温(笑ってはいけない)を処刑されてしまった李粛。
ショックからか、あの日から病気になって寝込んでしまっているそうです。
そこに王允がお見舞いに行きます。
すると! なんと李粛が髪をおろして寝ているのです!
曹操と陳宮は冠したまま寝てたのに! この差はいったい何!(笑)


しかも、普段髪を結い上げてる男性が髪を解いているというのは、あれですよ。
女性のお風呂シーンに相当するほどのサービスカットなわけですよ。(……)
李粛にそのサービスをやらせてどうする!? 誰得なの!?
もっと……もっと他にもいるでしょ!
視聴者に誰のサービスカットが求められてるのかよく分からないけど!
少なくとも、李粛ではないよね……うん。とおもいました。