断乳記録 | イトオカシ

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姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

妹です。



かなり久しぶりになりましたが、その間にいろんな変化が。

その中の一つ、息子の断乳。記録だけ先に投稿しておきます。



3月21日の土曜日から、息子、断乳しました。

11ヶ月(とは言え、もうすぐ1歳)でするつもりは当初なかったのだけど、

やはり仕事復帰を控えて色々考えた結果。





長くなるので追記にて。





まず、断乳に踏み切った理由





・4月から仕事復帰、それに伴い保育園に入所する





・おっぱいばかりで離乳食を全然食べない。

そんな中でも食べられるものは、食パンの白いところと赤ちゃんせんべいのみ

。飲み物もミルクは完全拒否、白湯のみ。





・おっぱいだけみたいな生活なので、当然夜も3時間おきの授乳→スムーズに寝られず泣く日もあり、

夫婦共に寝不足。





卒乳という手段を選ぶことは考えておらず、断乳するならば漠然と1歳半くらいかな?と

思っていたけど、そもそも断乳に踏み切る条件として、ひとり歩きができて、

離乳食をたくさん食べられる、という模範解答には全く当てはまらない息子。





ハイハイはぐいぐい高速化している中、食べる量変わらなければお腹空くだろうし、

保育園での生活がこのままでは難しい、とかなり悩んでいたところ、

離乳食を食べないからこその断乳もあると調べた夫が「週末に断乳しよう」と言ってくれた。





夫から言い出してくれたことで、かなり気が楽になり、よし、やるか、と3日ほど前から言い聞かせ開始。





息子はまだ言葉を話すわけではないけど、言い聞かせを開始してから、

俄かにパンを食べる量が増えた。

なんと白湯だけではなくお茶も少し飲めるようになった。

これは、本人も頑張ろうとしている、とより後押しされた感じに。





●断乳1日目●

7時ごろ起こして、これが最後のおっぱいやからな、と声をかけて飲ませる。

断乳している間は、気を紛らせると良い、とネットなどで調べていたので京都水族館に行くことにしていた。





お昼までは朝寝をしたり、特にぐずらず、お昼もパンと赤ちゃんせんべいでお腹いっぱいになったようで、

水族館でも楽しそうに過ごす。ここでもちょこちょこせんべいやボーロなど、食べられるものをお茶と共に与える。



ちなみに、せんべいはご飯代わりに与える時には、鉄分とかカルシウム入りの和光堂の野菜入りせんべいにしてる。おやつの時にはハイハイン。食べないなりの工夫。。





夕方には胸がかなり張ってきて、私の方が調子悪め。

夜になっても息子は普通の様子。

これ、いけるんじゃない?と夫と言いつつ、お風呂に入れてもらい、就寝準備。





添い乳こそしないけど、授乳してから寝る、が定着している息子、グズグズ泣き始める。

でももらえない、と察知したのか、反り返りながらギャン泣き。



泣いて泣いて、この世の終わりのように泣いた。



しかし、わたしは可哀想と思う余裕もないくらい胸の張りにぐったりしており、

夫がひたすら息子に付き合う。泣き疲れて寝るまで1時間か2時間か、、、。



そして、また夜中に目を覚ました息子ギャン泣き。夫がリビングに連れていき、付き合う。





私はもはやわけがわからないくらいの胸の張りに悶絶。

たまーに圧抜き程度に搾乳。ほんのちょっとだけ。



息子はまたしても諦めたのか、睡魔に負けたのか、就寝。

なんやかんやで私はほとんど痛みで寝られずなんとか1日目終了。





●断乳2日目●

朝から私はふらふら。夫もふらふら。息子はパンをバクバク。

あれ?なんか吹っ切れた?と言いつつも、やはり日中反り返りながらギャン泣き。

でもあげられない。というか、張りが痛すぎてロキソニン投入。抱っこすら無理!

夫が一手に引き受けてくれて本当に助かった。



ロキソニンも微妙にしか効いてない気がするほど、痛みに耐えた夜。



また、この日には初めてフォローアップミルクを与えてみる。

保育園で食べない場合、飲ませて間が持つので。

すると、母乳代わりのミルクの場合嫌いなのに、フォローアップミルクは一瞬訳がわからない反応を示した直後、

これは!!という感じで一瞬にして飲み干す。私も夫もポカーン。

ゲップぅ、とおっさん並のゲップをしてもっとくれ、と泣くのをなだめる。



その後、寝かし付けby夫。



てこずるかと思いきや、あっさり成功していた。

どうやら彼なりのうまく寝られる方法を見つけたらしい。

膝の上に対面させる形で、ゴロンと寝させる(エルゴを座って外した時みたいな感じで、

足は親の胴体に沿って開いている)頭の下には羽毛布団。置いた瞬間寝た!と。





まさか~と言いつつ、本当に寝こけている息子。

その後何度か起きてきたようだけど、このやり方、もしくは夫が寝ながら胸の上に

うつ伏せにさせて抱き合いながら寝るというやり方で寝付かせていた。





●断乳3日目●

恐れていた平日がやってきた。そして頼みの綱の夫は泊まりの出張。

しかし私は胸の張りにやられている。2日目よりかはマシかもしれない?という程度で痛いものは痛い。

母乳外来に行く予定はなかったけど、3日目には絞り切ってもらうのがいいとネットで見て、

朝一番に出産でお世話になった産院に電話。急遽受診。なんせ夜に寝かし付けをしなければ。。。





ところが、私の胸の状態を見た助産師さん。圧抜きはすごくうまくできてるんやけど、絞り切るには早い。

もし絞り切るなら明日やわ。と!!張りの程度で個人差があるらしく、私はかなり母乳が出る方で、

3日目に絞り切ってしまうとまたパンパンになってしまうと言われた。





その日は母乳の分泌を止める薬を処方してもらい帰宅。

この薬を飲んで、かなり気持ち悪くなってしまった。どうやらそういう副作用があるらしい。

寝不足とか、色んな要因があったのだろうけど、胸の張り、ムカムカ、頭痛、とどうしようもなくなり夫にSOS。



息子は3日目ともなると、ひとり遊びする時間も増え、足元でお利口に雑誌を破いたりして楽しそうに笑っている。

全くもって相手をできず、なんとかパンを食べさせるのみ。この日は私はほぼ何も食べられず。





夫は急遽泊まりの予定を変更して、一旦帰宅してくれた。

優しい夫で本当に助かったー!そして一旦帰れる距離の出張で良かった。。





夜はまた夫に全て託し、就寝。



●断乳4日目●

朝は5時半に家を出て、出張先に戻る夫。

私は母乳外来に行く前に、母乳外来で教えてもらった通り、

搾乳器で全て絞り切るつもりでおっぱいを絞る。なんと胸の軽くなることか!と

感動して、受診。さらに手技で空っぽにしてもらう。



ここからはなんとも順調になり、私も元気になって息子を抱っこできる余裕ができる。

この日以降、息子は朝まで寝るようになりました。本当にぐっすり。

寝付くのもかなりすんなり寝付くようになったし、パンだけだけど、もりもり食べる。



それから保育園入園などなんやかんやあり、5月現在、パン以外でも何でも食べるようになった。

これはあくまでもうちの例だけど、本当に断乳して良かった、と今でもしみじみ思う。

多分断乳してなければ、夜も寝られず、ごはんも食べられずだっただろうし。



長い長い記録になったけど、なんだか最後は尻切れトンボ。

初日などの痛みに比べたら楽になったので、あんまり覚えていないという。



でも、いろんな断乳記事を読みながら、勇気をもらって痛みに耐えられたので

この記事が誰かのお役に立てればと思ったので記録を残しておきます。