1/6 掩体壕 見に行ってきた。 | ちょっとその辺行ってくる!

ちょっとその辺行ってくる!

興味の沸いたものを見に行ってはちょっと書いてます。

中の人のネット環境が絶賛崩壊中なので更新は不定期。
即時の反応は出来ません。

明日はどうやら留守番確定。
だったら今日出かけねば!と
雲行きの怪しい中、13時頃出発。


家を出て15分もしないうちから雨がポツポツ。
でも通り雨だと気にせずに小牧を目指す。
途中、前をMTBが走ってたので
ドラフティング(風避け)に使えないかな?
ペースメーカーにならんかな?と接近したが
微妙に遅くて追いついて追い抜いてしまった。
MTBはタイヤが太くて風切り音を立てて
強そう...いや、速そうな気がするけど
追いつく気になったら追いつけちゃうし、
追いつけるってことはこっちの方が速いんだよなぁ。
追いついたところで速度上げて欲しいのに
そんな都合のいい人は居ないw


雨は降ったり止んだりを繰り返しながら
不快ではない程度だが上着が湿るほど降ってきた。
このペースで降り続くならキツいから
目的を諦めるのも視野に入れようかと考えつつ
ちょっと前にWikipediaで読んでて
気になってたものがある小牧市の寺に。

さほど広くない寺の本堂前に
等身大サイズの軍人の上半身銅像がある。
この人物が気になってた。

渡邊大将の像。
渡辺錠太郎という人物で陸軍大将。

軍の教育総監を務めていた。
戦前は維新を起こした藩閥が強いから
薩長土肥の人間が高い地位を占めてるとか
華族の世襲かと思ったら

今の小牧市生まれで
今の岩倉市の母方の家の養子となっていた。
貧しい家の出ながら軍学校首席卒業。
1936年に起きた二.二六事件の犠牲者のひとり。
早朝、青年将校らは錠太郎宅を襲撃。
逃げ遅れた幼い娘と共に居た錠太郎は
拳銃で応戦を試みようとしたが、

部屋の外から機関銃を撃ち込まれた後に
武装した兵も突入。

40発以上の被弾に刺突を受けて死亡した。

室内は銃弾で抉り取られた肉片が

壁や天井にまで飛び散っていたという。
現場となった渡辺錠太郎邸は

2008年まで残っていたとか。

殺人事件現場といえばそれまでだけど、

歴史的な事件の現場となったら

見られるものなら見たかったと思ってしまう。



ちらっとキンブルに寄ってから
国道41号に沿って北上し途中で扶桑町方面へ。
ホントは扶桑のバローの前で左折して
踏切でイオン扶桑店方面へと行きたかったが
まだ道路拡幅が終わってなかったので道なりで
跨線橋を越えてイオンの方へ。

愛岐大橋を渡ってそう遠くない場所の
岩肌が垂直気味に切り立った山。
山頂にはお寺...。詳細は言わんでいいか。
岩肌に空いたの含めて私有地かも知れないしね。
建物が塞ぐようにあって隠れていたが
その建物が解体され道からも見られるようになり
多くの人に見知られることとなって
Xで話題になってたから見に来た。
測量会社の車が居て少し気まずかったが
しばらくしたら居なくなった。


掩体壕。

飛行機などを格納出来る防空壕のこと。
飛行場に近くに作られることが多い。
名古屋空港近くの神明公園では

戦中からあるものかはわからないけど
駐車場として使われてたりするし、
名古屋空港と滑走路を共用する小牧基地内には
高射砲台を載せた痕跡がある掩体壕が残っている。
危険な場所として封鎖されるか、
戦争遺構として保護されるかは今後決まること。
どうなるにしろ見られる今のうちに見とこうってね。
反対側にもあるらしいので見に行こうとしたが
山に沿った道沿いに養鶏場があったので止めた。
観光用でない施設、それも県内で鳥インフルが出て
ナーバスにならざるを得ない時期だろうから
こっちも察して弁えないとね。



この辺りで15時過ぎ。
道路を濡れているが雨は止んで西の空は明るい。
久しぶりに架け替え工事中の川島大橋に行くか。
道なりに西に進み、歩道がなくなったら
路地に下りて適当に進むと右に
かかみがはら航空宇宙博物館が見える。
博物館に隣接するスポーツ公園沿いに進んで
岩山の間を抜けて道なりに進んで新境川を渡る。
...なんか北に行き過ぎるなと
適当に南へ進みつつ前方の高架を目指すが
路地を通る広く直線的な道はどれも
岐阜市街地を目指すよう北西向きでイライラする。
きれいに区画整理がされてるところまで進んで
東海北陸道の高架を目印にしつつ堤防へ寄せる。


川島大橋辺りで16時。

1時間前とは別の日みたいに晴れてきた。
行き止まりまで行ってから路地へ下り

仮設橋へ。
建設は愛知県側(ってもこっちも岐阜県)からで、
橋桁は橋脚建設用の仮設かも知れないが


全体の半分くらいの長さになっていた。

ここが通れるか否かで岐阜市へ行く

ハードルの高さが変わるんだよなぁ。

いや、シティサイクルで

片道30kmなんてホイホイ行けないけど。


道なりに南下、河田橋を渡って愛知県に戻る。
後続車に警戒しつつ全速前進。
河田橋から伸びる道は
一宮市街地を目指すようについてるので
適度に左に曲がって行かないと帰宅の遠回りになる。
まず浅井山公園手前で左折。
後続車が居ないうちは道なりに、
信号で引っ掛かって後続に捕まって
その先に歩道がなかったら適当に路地の中へ。
車道に平行する古い道が残っていたし、
その先に一宮市街地行きと直交する道もあったので
それを利用して国道155号バイパスに至った。
...前にこんなルート通った記憶あるな。

この辺りが織田信長が岩倉の織田氏と戦った
浮野の戦いの古戦場で慰霊碑があるはずだが
移動中は地図を見ないので場所がわからんw
昔は迷わず行けた。だから今でも行ける!
そんな自負を持っていたが
それは思い違いで正解の道を覚えてただけだな。
今は忘れたから辿り着けない。
辿り着ける自負から適当に走って
慰霊碑のある地域から離れて帰宅を優先する。
たぶん前に来た時も同じ展開。
朧気な記憶から判断すると
もう少し東にあったはずで、
少しでも南下したら辿り着けないのに
道の見通しなどを見て南東に向かおうとするから
我慢して直行しなくて辿り着けないんだろうな。


国道155号に出る。
すぐ左に前々から気になってた
2階が回転展望台みたいなデザインの建物を発見。
昔は喫茶店だったと思ったが今は自転車屋に。


適当に南下したら一宮市と岩倉市の境界。
もうここまで戻れば余裕で帰れる。
自転車でまだ1時間くらいかかるけど。
途中、エアポートウォークに寄って
フリーペーパーをピックアップして
100均覗いてギリギリ18時前に帰宅。
...アニメ『宇宙よりも遠い場所』に間に合った。


今期は土曜はよりもい、日曜は大河と
見たいものがあるから遠出したくないな。
どっちも録画するだろうし
よりもいはもう2回見てるのになぁ。
大河ドラマはリアルタイムで
先行、本放送、再放送を見る時すらあるし、
録画消化でしんどいのになぜ録画してしまうんだろう??