NHK名古屋、清須城、岡崎公園と
どうする家康の展示をやってるところを回り
東海三県の会場で残るは岐阜市と関ケ原町。
...ドラマに全然乗れてないのに
ご当地だからと張り切る予定だったので
そっちの気持ちで突っ走ってるみたい。
10時に出発するつもりだったが
電池残量が心許なかったので充電を優先し
少し遅れて11時前に出発。
雨の日の翌日は風が強いことが多いが
そうでもなく気温も高め、
薄着でやや発汗するペースが心地良かった。
予定より遅れたのもあって
急ぎ足で進んだから道中の写真は全くない。
岩倉、一宮と抜けて木曽川橋に向かう。
岩倉市～一宮市の間は
真っ白になった伊吹山を見据えて
信号の少ない区間を抜ける。
岐阜県入りが13時。
岐阜公園前を通過して
長良橋を渡り
長良川うかいミュージアムへ。
ここで去年岐阜市の信長まつりで
キムタク登場となるきっかけとなった映画、
レジェンド&バタフライの衣装展が開催中。
衣装展だけなら無料だが、
特別展示も見たかったので
受付で入館料を払いチケット貰って
背後側の陰に隠れた階段で2階に上がる。
長良川を見下ろすスペースに
綾瀬はるかと伊藤英明の着た着物と
木村拓哉の着た鎧が飾られてるが
ド晴天の昼間は逆光が強過ぎて色が潰れる。
具足の黒に緋色の縅糸すら沈み込む。
ミュージアムとしては景色も売りなんだろうが
設置場所としては完全に裏目だよね。
天気が悪い日ならもう少しマシだったのかな？
ミュージアムの展示は
舟に乗る鵜匠らの実物代模型を
中央に据えたシアターによる鵜飼の解説。
複数人座れるよう長椅子型と
円形のベンチがあって
円形ベンチの中央には
鵜飼に関わった歴史上の人物の紹介があって
尊皇思想はある方ではないけど
さすがにこれは座りづらいわ...。
シアターのある奥、
狭い通路の先の小部屋が特別展示室。
俺の主目的はそっち。
シアターを見終えたら
舟の脇にある階段で鵜飼舟の下に潜って行き
模型や実物を見せる解説展示フロアに行くのが
通常展示のルート。
舟を見上げると鮎を追う鵜も作られているが
明るいとシアター映像が見辛くなるのか
川の中は光が減衰してる表現か薄暗い。
若干鳥目っぽいので見づらい。
江戸時代、長良川の鮎は将軍への献上品。
取れたての鮎を
なれ寿司にして
東海道を江戸へ向けて将軍に届くまで
およそ5日、ちょうど食べ頃になったらしい。
現代では現地で食べる料理、
姿寿司や雑炊がご当地グルメになっている。
鵜飼舟と篝火を模したものよりも
拡大した鵜の模型の方がときめくなぁ。
所々にモニターが隠されていて
鵜の特徴を紹介している。
よく岸辺で羽を広げているのは
他の水鳥と違って羽に油分がなくて撥水せず
濡れて重くなったのを乾かしているから。
濡れてても飛べなくはないんだろうけど
水面を泳いでる鵜が飛ぶ時って
いきなり水面から飛べるわけじゃなくて
羽をバタつかせ揚力を稼ぎながら水面を走る。
その助走距離も長くて必死さを感じるんだよなぁ。
順路的には戻るが
こっちを見るつもりで来てたので
ちゃんと紹介するね。
特別展示室で開催されている
『聖地巡礼！ぎふ長良川ミニトリップ』
メインは、
宮原るりの僕らはみんな河合荘の展示。
特別展示室は撮影禁止と書かれていたが
宇佐と律の等身大パネル1つのみ撮影可。
作中のコマに描かれたシーンと
実際の景色、解説文、サイン色紙、
宇佐と律の別のパネルと
それを狙う他のキャラの描かれたパネルも
撮影可にしてほしかったなぁ。
せめて改券前後のスペースに置いてあれば...。
他の作品の紹介では
ルドルフとイッパイアッテナの
ルドルフの（飼い主の）家は職場の
ロープウェー駅から徒歩15分の記述を紹介。
川端康成の小説などには
短い紹介文を添えてあった。
河合荘も川端康成の作品の巡礼もしたし、
僕は友達が少ないのアニメでは
すぐ近くの長良公園の沈床花壇を
学校の庭園のモチーフに使われていたが
それの紹介はなかったりと物足りなさを覚えた。
...岐阜長良川と明言されてるものだけって
縛りでもあったのかな？
実際投稿するまでわからないけど
釣れる内容だと思うんでここで一旦打ち切り。
（｢長良川うかいミュージアム行ってきた｣では
釣り効果が弱いと思って改題もしたw）
次回は岐阜市歴史博物館に行った話、
そう。
どうする家康の衣装展です。