こんばんわ。アンシェリのデザイナーです。
なんだかとても久しぶりに日記を書くような気がします。
実は中国に行っていたのですが、天津という街です。
天津と聞いたとき、「天津甘栗」とか「天津飯」などいろいろと
美味しい物があるイメージがあったのでうれしくなってしまったのですが、
どうやら天津には天津飯がなく、天津甘栗もありません。
自分は何のために天津に.....
なんて思ってたら急に目に飛び込んできたのは....
なんとも美しい夜景!!
ヨーロッパの街並みを思わせる美しい建物の並びはかつてのヨーロッパ諸国の
租界があった名残なのだそうです。コロニアルスタイルですね。
よく映画なんかでこんな租界の景色の賑わう街をアールデコの装いや
チャイナドレスに毛皮の人なんかが行き交うシーンがあったりしますが、
素敵ですよね。小粋かつ享楽的で、オリエンタルと洋風が混じっている景色。
美しい夜景と勝手な妄想にすっかり酔いしれてしまいました。
中国というと最近は派手な経済やかなりきわどい成金趣味にスポットが
当たっていますが、なかなか素敵な場所やちょっとエキゾチックな文化も
残っています。
その中でも中国茶は日本茶ともまた違う独特の文化ですね。
自分もティーハウスで中国茶を飲んでみました。
茶師?とでもいうのでしょうか、プロがお茶を入れてくれるのですが、
オレンジピールの効いたプーアル茶は香りもやさしくまろみのある口あたりで
なかなか美味しかったです。
なかなか天津を楽しめたと思うのですが、甘栗は最後まで見つからず、
お土産やに義理で売ってても良さそうなのに全くないのでした。
なんだか甘栗への未練がつのってきたので今から買いに行ってきます!